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20年後に晴海港(東京)と神戸港(兵庫)に行ってみた

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来月10月13日!

東京、神戸

寄港地一覧に
「2004年7月14日東京、7月15日神戸」と記載があった。

田舎者だった私にとって、東京、と言われてもピンときてなかった。

出航ギリギリまでバタバタしていて、荷造りも、両替も、周囲への連絡も、港までの行き方もよくわかってなかった。気づいたら前日、岸壁で荷物を積み込むボランティアをしていて港にいた。パスポートだけ持ってれば、くらいな状態。出航がどういうセレモニーかなんて、ほぼ考えてもなかった。

準備が八割、とか言っておいて

どちらかというと、地球一周の船旅、というこの大きな旅を迎えるにあたり、準備をしっかりして、情報収集もばっちり、という方の方が多いのかなと思う。。。そういう意味では、私は、ほぼ準備ゼロ(ツアーだけはひとまず取った)。なんなら、最初の寄港地・台湾の前日夜まで、台湾で何をするか決めてない、考えれてない、事前情報なし。というお粗末な状態だった。

逆に、そのお粗末な状態、何も事前情報がなかったからか、全てが刺激的に
入ってきたともいえるので、結果、良かったと今では思える。

出航

母が田舎から来てくれた(姉は東京在住)
母は、東京に一人で来ることなんてほぼなかったので、結構サプライズで驚いた。

逆光がちょうどいい
左:母(42歳) 中央:私(22歳)左:姉(23歳)
年齢公開:笑

出航は特別な日。盛大なセレモニー。

母親がすみっこでコッソリ手を振っていたのを見て、自然と涙が出た

今でも覚えているあの船が動いたあの瞬間。
ジワジワ動いていて、離れている驚き。
こんなにゆっくりなんだ、と。

船に乗ると決断し費やしてきた時間が走馬灯のように蘇り、
岸壁の向こうにお見送りに来た母と姉、仲間たちとの思い出

「行ってきまーす!ありがとう!」と素直に声が出た。

汽笛が鳴った瞬間、船も心も、震えた。

東京・陸側からの写真
神戸
神戸

船出

人生においても、新たなスタートを切るときに「船出」という言葉を使う。
船出、門出、スタートなど。いい言葉だ。言葉に、心機一転感がものすごく含まれて気が引き締まるのは、あの出航を経験したからなのかと思うと、
船に乗ると決めて良かったな、本当に出航してよかったな、といつも考える。個人差はあると思うが、あの時船出してなかったら、というそんなタラレバを想像できないほど、今の人生において大事な感性をもらった旅だったと、20年経っても思う。

スタートライン
大海原に出るために途中まで先導してくれる水先人

ということで、20年後の夏、港に行ってみた

ご縁があって

2024年7月末神戸港
2024年9月東京晴海ふ頭

を訪れることができた

晴海ふ頭は、港が閉鎖され、公園になっていた。

「F」と点滅している鉄塔はまだそのまま

晴海ふ頭は、郊外にあり不便なバス移動しかできない港だったことはよく覚えているが、今は、高級マンション建設中で開発が進んでいた。

港の目の前。
寂しさを覚えつつ・・・感傷に浸る
水産省の港でもあるので、船は出航している

周辺の橋などの高さの関係で、晴海ふ頭には、大型客船が入れないという懸念から、晴海ふ頭は閉鎖。今では横浜港、東京・お台場にも大型船が入港している。横浜港も通れない船もあるので、今後は東京お台場あたりが出航地になるのかな?

特別な場所

特別な場所にはたまに訪れるといいと思った。
なんなら、出航を見に行くのは、本当にお勧めする。

神戸。観光地の一つとして周辺にはたくさんの人でにぎわっていた。


ピースボート2024夏ショートクルーズ。
神戸港から出航。
お見送りしてみた


さて、出航しよう

OK、エブリバディー! 
※第46回ピースボートのクルーズディレクターの口癖です

つまりは、2024年10月13日の同窓会で、一緒に船出しましょうか。

というお話です:笑

その日が、皆さんにとって、素晴らしい門出となるように。
お会いできることを、楽しみにして過ぎて。


あ、ホテル取ってないや・・・:笑

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