安西水丸さんのこと。「 絵がうまくなる必要がない 」と、言ったひと。

安西水丸さんが、しずかにお話をされるのを聞くのが、とても好きでした。

水丸さんは、イラストレーターで、過去、様々なお仕事をされてきましたが、ほとんどの人が目にしたことが一度はありそうな仕事というと、やはり、村上春樹さんとの共著や、コンビでのお仕事、数々の春樹本の装幀イラスト・デザインでしょうか。

時々、思うのですが、「 近年、日本で一番、絵を知られているイラストレーターなんじゃないかな」と思ったりします。
誰が描いているかとかまでは知らなくても、普段、目にする機会が多そうです。

絵本も累計200万部以上売れているそうですし、日本で一番有名で人気がある作家の装幀をたくさん手がけてらっしゃいますし、ほんとに、お亡くなりなられた現在も、いろんなところで、作品を目にします。


『 イラストレーター 安西水丸 』展、という。
水丸さんの大規模展覧会が、京都駅の美術館「 えき 」KYOTO で、 6月から開催されるそうで、あらためて、水丸さんのことを書いみようと思います。



水丸さんと交流のあられた方は、どうやら、みなさん、きっと、こころに残る、水丸さんの “ ひとこと ” があるのだと思いますが、私にもあります。

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