変わらない世界
今日も図書館にいます。
昨日の夜は何か変われと願って以前の生活のふりをして寝ましたが
変わらず朝はどんよりしていました。
友人がいたときは色味の薄い朝でも色の温度は感じられました。
今はそれすらありません。
蝉の音で夏なのはわかっています。
汗が流れるので暑いのはわかっています。
しかしその事実に気持ちが付いてきません。
友人がいた世界といなくなった世界は、同じはずなのに
違うもののように感じられます。
違うものになったのは僕でしょうか。
まだ普通の範疇に収まることを諦めきれません。
今日も以前の生活を点々となぞります。
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