見出し画像

峯岸みなみは頭がいい

以前Youtubeの切り抜きで峯岸みなみとひろゆきが対談しているのを見た。

ひろゆき「AKBのメンバーって卒業してからもみんな会ってたりするものなんですか?」

彼の性格からすると卒業してからも会ってないことを推測しつつ
「アイドルグループって仲良しに見せてるけどほんとは全然そんなことなくて、ビジネスのためにみんなそう演じてるだけでしょw」
の意図から好感度が下がるような発言をあぶり出すためにおもしろがって質問したように見えた。

それに対してなんと答えるのか興味が高まった時

峯岸みなみ「一部の子以外は会わなくなりました。ほんと学校みたいだなって思います。」

ひろゆきの意地悪な質問に学校生活で多くの人が体験するような経験を例えて返すことで、誰も咎められないような返答をしたのだ。好感度を下げることなく。

こんな返しが一瞬でできるなんてなんて頭がいいんだろう。もちろん似た質問を何度も受けて引き出しに入れておいた答えなのかもしれないが。
.
.
.
.
.
先日、ヨーロッパに住む友達が地元の田舎まで遊びにきてくれた。
彼とは10年近く前にお互いの知り合いを通して出会い、(友達の友達みたいな感じ)そこから今まで付き合いが続いている。

去年のヨーロッパ旅行の際に彼を訪ねた時も、会うのは3回目で約5年ぶりの再会だったにも関わらず以前の気のおけない空気は失われていなかった。

何が言いたいかというと、友達っていうのは環境が変わると疎遠になったり関係性が薄まったりするのが普通である。

それでも関係が続いていくにはお互いの努力が必要だ。

努力といっても義務ではなく、お互いを大切に思う気持ち・それを伝えること・会ったりコミュニケーションの時間を作るために歩み寄ること などを惜しまずやること。

お互いの状況や距離はもちろんその障壁になり得るが、必ず関係性を変えるわけではないのだとその友人との再会で心底わかった。

壊れやすい糸でつながった関係だからこそ今までつながっていること、つなげてくれた相手の敬意が尊い。
壊れやすい糸でつながった関係だからこそ、それを手繰る努力をすることで糸が何度も重なり強くなる。

1万キロ以上も離れた海外から、何もない地元にきてくれた友達が帰った日、そんなことを思いました。

峯岸みなみは坊主も似合うから、そういう意味でも頭がいいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?