西加奈子の「くもをさがす」を読んだ。 乳がんになってからの彼女の闘病生活の内面や、治療を受けたカナダ・その前に暮らしがあった東京とのコントラストなどを描いている。 エッセイを読むことは少ないけれど、時間の合間が出来るとつい食べてしまうお茶菓子よろしく手を伸ばしては読み終えた。つまりはおもしろかったのである。 このエッセイを書いた西加奈子も当初はただ自分の手記として書いたそうだが、誰に向けて書いているのかわからなかったという。その中にはこんな一節がある。 ------ こ
以前Youtubeの切り抜きで峯岸みなみとひろゆきが対談しているのを見た。 ひろゆき「AKBのメンバーって卒業してからもみんな会ってたりするものなんですか?」 彼の性格からすると卒業してからも会ってないことを推測しつつ 「アイドルグループって仲良しに見せてるけどほんとは全然そんなことなくて、ビジネスのためにみんなそう演じてるだけでしょw」 の意図から好感度が下がるような発言をあぶり出すためにおもしろがって質問したように見えた。 それに対してなんと答えるのか興味が高まった
伊坂幸太郎が好きです。 高校生の時に「重力ピエロ」を読み、小説っておもしろいんだ!ということを教えてくれたのが伊坂幸太郎です。 彼の作品を読んでると文字が生きてる感覚がします。 文字はその書き手が思っていることをどれだけ忠実に表せるかという道具の認識ですが、伊坂幸太郎作品を読んでいると文章が独立して生きていて体の周りに触れてくるような感じがするのです。 まるで動物が自分の近くで遊んでいるような感じ。 自分もそんな文章が書いてみたいなぁ。 伊坂幸太郎はたしか今も仲がいい同