めんどくせぇ。
俺の勤務している職場は少し変わっている。
2年前の12月に新しくできた営業所で、6地区分の業務がひとまとめになっていたり、
上司として課長が2人いたりする。
この2人について言うと、担当業務上での上司と職場全体の上司になる。
間際らしいので、前者をK、後者をSにする。
俺は令和5年10月から異動になり、Kが担当していた業務を引き継いだ。
必然的に、業務内容など困ったりどうしたかを報告したりするのはKになる。
これがマズかったらしい。
Sは令和6年4月から異動で入ってきた。
Sは営業所ができて約1年くらいの間に上司と部下の関係がなくなっていることに気づいていた。Sの前の上司(N)は「自分たちでできることは自分たちでしなさい」みたいな感じの人だったから、トラブルが起きたら報告とかそういう所謂〝当たり前〟が消えてしまっていたからだ。
俺も配属された時は不思議に思っていた。
上司であるはずのNが職場の人に話かけられていないとか、相談しても「○○さんができるから」と突っぱねるとか。
でも、怖いものでこれが〝当たり前〟になってしまうと、潜在意識として相談してもダメだとか、自分たちでできるから大丈夫とか言う考えを産んでしまうのだ。
俺もこういう雰囲気に気づいていたから、こうならないように心がけて来た。
でも違った。
心がけて来た〝つもり〟だった。
今日、Sからお怒りLINEが来た。
(俺は頭が悪くて注意などを口頭でされると解釈違いを起こすので文面にして欲しいとお願いしている)
要約すると、「自分で解決できたことでも、事の大小に関わらず報告しなさい」という物だった。
業務内容は、毎年1回3名に支援金を振込むこと だった。
今年度は支援金ありますか?と相手方から連絡があり、初めて知ったまさに寝耳に水な業務だった。
とりあえずまずは前任であるKに聞いた。
すると、
・振込月日は決まってない
(令和5年度は7月 令和4年度は1月のようにバラバラ)
・地域の代表の方の口座から出してもらうので職場自体に関係はない
との事だったので取り急ぎ地区の代表の方に連絡してKとともに対応した。
振込後はそれぞれに電話して「昨年度は7月だったんですけど、今年度は2月で遅くなってしまい申し訳ありません」と説明した。
相手方も「わかりました〜」みたいな雰囲気で不快な思いもされていなかったように感じたのでこれで済んだと思った。
もし分からないことなどがあっても俺に電話があると思った。
締切もない業務であるし、相手方も気にされていない、Kには顛末を報告(一緒に対応してくれた)した。俺の担当業務のことは(言い方良くない)あまり知らないSに報告しなくてもいいと思った。
これがダメだったんだ。
まさにNの〝呪い〟だと思う。
今文章にして初めて俺がおかしかったとわかった。
ずっと心がけて来た〝つもり〟だった。
一般社会として、上司に報告するのは当たり前だ。
それなのに、担当業務上の上司にしか言わないなんてこと有り得るか?
今更ながら自分を殴りたい、チェックポイントがあればそこからやり直したい気分だ。
(Sには今までの無礼を謝罪した)
ここからは完全に俺のエゴ&愚痴タイムになるので読まないことを推奨する。
俺の務めている会社は大体ちょっとおかしいことが多いのだ。
例えば、業務で最終判断を下すのは所属長であるが何故かパートさんや普通の職員が下していたり、他営業所の所属長が第三者の営業所へお願い事をするのにパートさんに話したり…言い出せばキリがない。
ある意味でいえば、ブラックなんだとも思う。
風通しがいい職場とか、活気がどうのとか言うけど、一般常識的なところが欠けてる時点で終わってないか?
今配属されているところは本店付の営業所なので、名刺にはまず本店の部署名が入って営業所名が来る形になる。
だから、俺やKの名刺には課の記載→営業所名→役職になる。
だが、Sの名刺は部→営業所名→役職なのだ。
これだけ見たら俺の直属の上司=K
という頭になってしまう。
1度明確な組織のようなものが欲しいと何度見思った。
まあともかく、俺の人生の中で初めて〝ダメなところはダメ〟だと指摘してくれるSに出会えた。
1年でこんなにたくさん怒られたことはないくらい怒られた。
Sは気さくでコミュ力抜群、物知り、読書家などなど、尊敬できることが多い。
Kは業務に関する専門知識の辞書みたいな人で気遣い上手、世話上手、たくさん助けてくれる。
いわれるうちが花
ともいうし、見限られるまでは頑張ってみようか。
相変わらず俺は無能だけど。
迷惑かけるくらいなら死にたい、
退職=逃げだと思われるなら死にたい、
生きている理由もないし死ねばいい
とにかく俺は俺の心には死ぬことを勧めるセールスがいる。
思えばここ2、3年かなりキツイ日が多かった。
どうしようもなく死にたくて死にたくて、人生をやり直したくて、1ヶ月まともに食事できないこともあった。
こういう時、自分自身のことなので誰にも言っていなかったのにKが「これなら食えるか?」と食べ物を買ってきてくれた。
今では、一緒にお昼を食べる仲になった。
なんでか知らないけど、生かされているのかもしれない。
でも、相変わらず死にたい。
人生100年時代?ふざけんな、さっさと死なせろと思う。
30代で死ねればいいなと思う。
老害とか介護とか考えなくていい、自己判断ができるうちに。
今以上迷惑かけないうちに、死にたい。