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サッカーが帰ってきた。つらい。

新型コロナウイルスの影響で中断していたJリーグ。6月27日にJ2、7月4日にJ1が再開し、J3は6月27日にやっと開幕を迎えることができました。応援するサンフレッチェ広島は、リーグ戦では鹿島アントラーズに3-0で勝利した開幕戦のみを消化しての中断となっていました。

まさかこんなことになるとは思っていませんでした。Jリーグが中断し、海外のサッカーリーグも中断or早期シーズン終了。本当だったら3月1日は埼玉スタジアムに行く予定だったし、3月14日は吹田スタジアムに行っているはずでした。その他にもサンフレッチェに関係なくフクダ電子アリーナやサンガスタジアムにも行く予定を立てようとしていました。そしてもちろん、すべてキャンセル。

幸運なことに、サッカーがなくなった期間も暇を持て余していたわけではありませんでした。他の様々な趣味を楽しんでいたり、フットボリスタ・ラボが開催してくれるオンラインイベントを通してサッカーに触れたりと充実していました。

「あれ、意外にサッカー観戦なしの生活でもいける?」

そんな風に思えてくるほどでした。

しかし、やっぱり違いました。Jリーグ再開のお知らせを聞いたときには心が躍ったのです。緑色に広がるピッチに、郊外に突如そびえ立つスタジアムに、サッカーが帰ってくるんだとワクワクしました。

Jリーグ再開は、感染リスクを意識して近隣クラブとの試合が優先的に組まれることになりました。サンフレッチェ広島は、ヴィッセル神戸とのアウェーで再開を迎えました。7月4日のヴィッセル神戸戦は、家でDAZN観戦しました。昼間のうちにさまざまの用事を済ませ、夕飯の準備をして、万全の状態でキックオフを迎えました。

チャンスが訪れれば思わず声が出るし、ここぞというシーンでは思わず手をたたきます。結果、その試合は開幕戦に続いて3-0で勝利をおさめ、Jリーグ再開を非常に気持ちよく喜ぶことができました。

しかし、Jリーグが再開したということは、「敗戦」も帰ってきたということだと次の試合で気づかされました。ホームで迎えた大分トリニータ戦、先制して試合を進めていたのに徐々にペースをつかまれ85分に同点とされ、終了間際の94分に逆転弾を入れられてしまいました。

つらいです。悲しいのです。これまで中継でも、現地観戦でもたくさんの勝ち試合・負け試合どちらも観てきましたが、やはり負けることはつらいのです。応援しているチームが負けるということも悲しい。懸命に最後まで走りきた選手たちが報われないということも悲しい。逆転弾を決められてしまったシーンがフラッシュバックします。でも、こういうことなんですよね。Jリーグが帰ってきたということなんですよね。

いつも勝てるわけではないし、負ければ次の試合まで気持ちを引きずります。でも同時に、それこそ「サッカーが帰ってきた」というそのもののような気がして、改めて嬉しくなりました。次にスタジアムに行くのがいつになるかはわかりませんが、今年もJリーグを楽しもうと思います。

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