自分に合った仕事はないですかの話
一昨日からガジガジ祭りに入っていて、パニックになった利用者さんから噛まれ、寝てたら犬に噛まれ、噛み傷が増えていく一方。
それに加えて、ブツブツが出来てて、どうしたんだ俺の右手という感じ。
そんな中でも相談はやってくる。
毎度のような「私に合ってる仕事はないですか」。
何が向いているという適正訓練はやれども、合うかどうかは職場環境やら通勤時間やらで求人票に出ている要件次第。
そこで、どこだけバランスとってやれそうかが第一関門。
やってみて、上司と合わないところで折り合いつけれるか。
日々の疲れはどのくらい溜まっているか自覚できるか。
そういう小さなことを報告できるか。
障がいがあるから配慮してくれる面はあれど、仕事も人の関係も両方配慮し続けることは難しい。その中で働き続ける力を付けていくには「休まない」・「きちんと連絡をする」をやり続ける中で見えてくること。
数年経って、なんとか自分に合ってきたかなと思ればOKだ。
障害者就労の中でも、マルチタスクができる仕事は給料が高い。時間をかけて色々できるようになって正社員になった人もいる。10万円で働き続けるのも人生で困ることがなければよい。
そこはその人のライフプランによるし、それによって前向きに転職していく人もいる。人生は自分で決めることの繰り返し。
で、自分に合った仕事はありませんかと一発目から人に答えを委ねるのは違うよねというところから話はスタートするのです。