毎日読書など日記・2918日目
2023年9月5日火曜日・晴れ・風・やや暑
朝TV「きょうのわんこ」「らんまん」見る。『蹲る骨』(イアン・ランキン)読まず。
『励み場』(青山文平、ハルキ文庫2018年)、読み終える。「時代小説文庫」の一冊だが、侍が剣を振るう場面はない。夫婦となった男女がそれぞれに己の生き方を模索する様を描くというとても重厚な作品だ。模索することは自らの身を削って、我が身のことばかりでなく周囲の人々のなすことを推理することにもつながるようで、この作品は一種の推理小説のようにも思える深い描き方をしている。そして、とても綺麗な終わり方をする恋愛小説でもあった。最新作の『本売る日々』と共通するエピソードとも感じられて面白かった。一行の文字数が40字で1ページの行数が17行と活字がびっしり詰まっていて読み応えも十分だった。
TVドラマ「VIVANT」を録画で続けてみる。誤送金事件で始まった事件が終わるところまで見る。とにかく面白い。見ているとTVの前から離れられなくなるので一旦中断することにした。
卓球をしない日。
終わり
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