「ポメラで100万円を稼いだ」という本を出版
いちおうマーケティングの専門家でもあるので、人目を引くような書名で本を出版してみた。Kindle Unlimitedで無料購読が可能になっている。
なお「技術百景エッセイを書くぞ!」は、別アカウントで無事に完了した。そちらは少なくとも、当面は書籍化しないつもりだ。
今回の本のように派手なキャッチコピーは、ちょっとポメラに詳しい人ならばご存じだろう。ちなみに本書は5000万円のように言葉遊びで誤魔化すのではなくて、本当に100万円を稼いだノウハウを惜しみなく書いてみた。
実は本の中で紹介したポメラDM30ユーザーとは芝村さんのことだったりする。
まあ「ポメラのおかげで5000万円を稼ぐことができた」というのは本当だと認めるとして、「ポメラで5000万円を稼いだ」というのは、微妙に文意が違っていると思う。
それにポメラが存在しなかったら「ポメラが無かったので4000万円しか稼ぐことができなかった」とか、そういう話になるのだろうか。
今回は技術書同人誌博覧会向けにアレコレと書籍を出版したけれども、最後は空しくなってなってしまった。それで気晴らしと実験を兼ねて、今回の本を突貫作業で執筆してみたという訳だ。
今は会社で若手を育成することも仕事になっているけれども、だんだんと空しくなって来た。技術者って、やはり技術的な課題に取り組んで解決するところに楽しみがある。最近は「俺、こんなことやってみた」という本を書いていた訳だけれども、もう次回は技術博に参加する気がなくなってきた。
やっぱりGPU関連の本は、売れ行きが今一つですな。そりゃ数十万円を投資して、自宅にデータセンター向けGPUを設置したい人は多くないか。
さて数か月後には、どんな売り上げ状況になっているだろうか。なかなか楽しみな状況である。
(それにしても、やっぱりDM100でトラペジウムを執筆した高山一実さんは尊敬するな。スキマ時間を見つけては、がんばって執筆したんだろうなあ)
それでは今回は、この辺で。ではまた。
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記事作成:小野谷静