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リファレンスや文法書は、疑問を溜めてから読むと効果的
ここ1週間、仕事でGoogle DriveやGoogle FormsでGAS(Google Apps Script)をちょこちょこっと使いました。どちらのサービスも職場でコーディングするのは初めて。
やりたいこと(課題)
→ 処理の流れを考え(プログラムのフロー)
→ サンプル探し(それっぽいコードをググる)
→ トライ&エラーで修正
と言う流れでツールを作り、職場のチームで共有し、業務を効率化。
で、この3連休、久しぶりに「Google Apps Script完全入門」をざっと読み返したら、「なるほど!」の連続でした。
この本、購入直後は、GASの特徴、JavaScriptとの違いなど序盤だけ読み、他の章はリファレンスとして使おうと思い(つまり辞書感覚)、とりあえずスプレッドシートとスライドに関するページだけ拾い読み。その後は、時々、本を開く程度でした。と言うのも、
何しろ分量が多い(手に取るとずっしり)。コードを叩きながら読むとまるで前に進んだ気がしない。すると勉強意欲も落ち始め、手が進まないと言う悪循環。入門とタイトルでは謳っているのに。。
でも、今回は全てのページをめくりました(偉いぞ自分!)。
完全入門とのタイトル通りで、体系立てて網羅性高く、丁寧に説明がされていることに改めて気づきました(著者からすると何を今更と思うでしょうけど)。
読み手である自分はここ半年間、Googleのサービスであるスプレッドシート、メール、スライド、フォーム、ドライブ、翻訳、さらにAPIを用いてDeepLやSlackなど他社サービスとの連携も試し、幅広にGASを経験。だからといってGASが得意なんて自信は毛頭なく、プログラムが動作することを優先し、深く考えずに関数やTips的な書き方を見よう見まねで覚えてきたたため、疑問が溜めてました。
その疑問がこの本でポロポロと解消されるのは気持ち良さすら感じます。そして、自分が書いたコードを見返し、改善点のアイデアがいくつも浮かび、収穫の多い読書時間が過ごせました。
このような経験はGASに限らず、JavaやVBAなど他のプログラミング言語でもあります。はたまた、英語やスペイン語などの語学文法書でも味わったことを思い出します。話したり書いたり、実際に使っているフレーズなのに、構文を理解していない。なので、ちょっとした応用がしにくかった。文法書を読み返したら、「ふむふむ、なーんだ。」と理解できた。なんてことも
そー考えると、リファレンス・文法書の類は、入門段階で1ページずつ丹念に学ぶと進みが悪くストレスに感じるため(しかも、サンプルコードやフレーズはつまらないものが多い)、理解浅くてもざっと読み終えてしまう。
そして、ある程度経験を積んでから(試行錯誤してから)、読み返すやり方が自分には合っているようです。
皆さんも、埃を被っている分厚い書籍が本棚にありませんか?
今読み返すと、腹落ちするかも知れませんよ。