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良い問いを立てるのは難しい
本屋で何気なく手に取った、
が、今の自分に響きました。タイトルの通り、知ってるつもりに陥らず、きっちりわからなくなれることが大切。では、
なぜ「知ってるつもり」に陥るのか?
それは日常が問題の連続で解決が求められる。解決するために使う知識を都度検証するとなかなか前に進まない。でもって、概念や定義など要点をだけ押さえておくと効率的。
との解説。
まさに今の自分!
昨年転職し、そろそろ半年。お客様と会話をしていると、いかに早く課題を解決するか?に気が回り、深く考えずに(裏取りはそれなりにするが)回答を優先することあり。特に活用しているのがお客様から頂戴したFAQ集。
過去に似たようなQ&Aはなかった?
製品の仕様が変わってなかったら、テンプレートとして使えないか?
FAQがなければ、関連文書を調べたり、チームメンバーに質問。その回答を作るためにも、頭の中に知識をたたみこむ毎日。お客様への回答が終わったら、FAQに追記。
すると、数日経ってから理解が追いつき、ひとりアハ体験を日常的に繰り返してます。このアハ体験は感動とは真逆で、薄っぺらい会話をお客様としていたと自己嫌悪。。。
きっちりわからくなるためには、疑問を持てるための周辺知識を身につけるだけでなく、そもそも「疑問を持つ」、そして、できれば、
良質な問いを立てる
ことが必要だなぁ。と強く感じてます。さらに定期的に聴いているPodcast
で問いを立てることの価値を力説され、触発されまくりです。
でも、この問いを立て・考え・解決するには、前述の通り、時間がかかり、なかなか前に進まなくストレスが溜まります。このストレスというのは、以前読んだ
で綴られていた
深く勉強するというのは、ノリが悪くなることでもある
勉強とはわざと問題を立てること(敢えて、不快な状態に身を置く)
にも繋がります。そこで最近実践しているのは、解決を優先しないで、ひたすら疑問を書き出す時間を持つこと。
時間は5〜10分でメモ帳を開く
❓で始めて思いつくことをざっと書く
対策が思い浮かべば、書き加え、思いつかなくても気にしない
書けても・書けなくても、もやもやした気分で終了です。まさにノリを悪くする行為です。
でもこれを最近続けてます。本質を突くような「良質な問い」なんてものは浮かぶはずもなく、繰り返すことで量を求めるしかないと割り切り、日々実践。この習慣に効果があるかどうかは、2〜3ヶ月後にこの記事を読み返して検証しようと思います。
ちなみに冗長的なFAQを読むと疲れます。そんなFAQの改善は、
がとても参考になります。おススメです。