直近の医師国家試験:免疫膠原病
免疫学 ☆☆☆
・幅広く出ていますが各細胞の役割とサイトカインを中心に覚えれば問題ありません。
正解はceです。108G36に類題がありますが、その違いについてはこちらで回答しています。
正解はaです。Th1はIFN–γやIL–2を分泌し、マクロファージや細胞傷害性T細胞を活性化します。
b:Th2はIL–4、5などを分泌して好酸球の活性化、抗体産生↑の作用があります。
c:Th17は好中球の活性化を行います。
d:抗体産生はTh2の作用です。細胞傷害性T細胞は抗原提示を受けた抗原に特異的に傷害作用を示します。
e:TregはTGF–βなどを産生して免疫寛容を保ちます(自己免疫を抑制します)。
正解はdです。色素性蕁麻疹は肥満細胞腫とも呼ばれ、Darier徴候が特徴的。
a:Sweet病は好中球の異常です。ゆえに治療でコルヒチンを使います。
be:薬疹やGVHDはT細胞が関与します。
c:皮下に乾酪性肉芽腫が形成されます。ゆえにマクロファージです。
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