治療関係 ☆☆☆☆
・胆石合併胆囊癌は腹腔鏡禁忌という問題が2年連続出ています。
正解はaです。
bは禁忌です。113D13で出ています。
c:特発性門脈圧亢進症は肝内門脈の細い枝の狭窄です。ステントが入る余地はありません。門脈圧亢進症に対する対症療法(静脈瘤の予防や、脾摘の検討)です。
d:IPMNは悪性化のリスクがあれば手術、無ければ経過観察です。また、膵管は狭窄ではなく拡張のためステント留置は誤りです。
e:胆管炎の治療はドレナージが基本です。抗菌薬も用います。
正解はbです。上で述べた通りです。
正解はeです。注意点として、「アルコール性肝硬変だから」適応外というわけではなく、あくまでアルコール依存症だから適応外という話です。
正解はabです。
c:肝門部の腫瘍で、胆嚢内に胆汁が鬱滞するという状態にはなりません。
d:胆嚢壁の増生のため、乳頭を切る意味はありません。
e:先天性胆道拡張症は膵胆管合流異常によって起こります。異常な胆管を切除して再建する必要があります。
正解はdです。管は十二指腸から胆道に入っています。
正解はeです。
・糖尿病性腎症で透析の適応はあります(腹部手術歴もなく腹膜透析も可能)
・腎移植も適応です。
・膵移植は1型糖尿病に適応ですが、今回は2型のため適応外です。