新ガイドライン予想問題は以下。
・暗記事項が多いため、過去3年分で紹介していない事項についてもまとめています。
出題が多いもの⇨「過去10年の問題」で直近10年分の内容を各項目の最後にまとめています。
出題が少ないもの⇨「過去の問題」で出たもの全てまとめています。
・常識があれば解ける問題、対策価値の無い項目は★をつけています。
臨床研究 ☆☆☆☆
・下記にまとめています。ここでの解説は最小限にします。
正解はeです。統計的手法で調整できるのは交絡です。
正解はcです。
a:統合するのは同一指標です。
b:統合するとn数が増え全体の傾向は一致するため標準偏差は小さくなります。
d:n数を増やしても出版バイアスは防止できません。防止のためにはfunnel plotを用います。
e:プール解析のことです。データ単位でまとめるのではなく、研究単位でまとめます。
正解はbです。追跡後の腎機能がどうなっているかが重要です。そこで腎不全に至っているか否かで判断します。
正解はaです。
・内的妥当性(internal validity)=その研究の中身が妥当であるか(バイアスや偶然誤差が制御されているか)です。RCTではランダム化することでバイアスや誤差を除くためエビデンスレベルも高いです。
b:必須ではありません。
c:第3です。
d:全く別物。
e:観察よりも交絡は制御されます。
正解はdです。推定を元に被験者を集めます。
正解はdです。
正解はcです。想起バイアスや測定バイアスなどの情報を得る際のバイアスを防ぎます。
正解はeです。実際にランダム化して両群に介入(新薬とプラセボなど)を行います。
正解はcです。PICOは、対象者(P)を、比較して(IC)、どうなるか(O)を見るための定式化です。抗凝固薬を使うことで血栓リスク、出血リスクがどうなるか、生命予後はどうなるかを比較しますが、AFの改善効果は無いため比較はできません。
正解はaです。
b:運動している人しか引っかかりません。
c:電話のある人しか引っかかりません。
d:ネット環境のある人しか引っかかりません。
e:介護保険を受けている人しか引っかかりません。
人口静態統計、国勢調査 ☆☆☆
正解はaです。核家族化が進み一人暮らしも増えているため、人口は減っているものの世帯数は増加傾向です。
eについては111B31にて「65歳以上の者のみの世帯は全世帯の約25%である」が正解選択肢に出ています。
世帯に関する調査は国民生活基礎調査で行われます。
ポイントは以下。
正解は④です。日本の合計特殊出生率は一時期1.26まで下がりましたが、最近では1.4くらいまで回復しています。
正解はbdです。
a:人口は女性の方が多いです。
c:従属人口指数は(年少人口+老年人口) ÷ 生産年齢人口 です。65%ほどです。
e:超えてません(30%近く)
過去10年の問題