直近の医師国家試験:皮膚科 2 返金可 やーせ 2022年1月20日 13:22 ¥150 解剖 ☆☆113D4真皮メラノサイトが増生しているのはどれか。a 太田母斑b 表皮母斑c 扁平母斑d 色素性蕁麻疹e café au lait斑正解はaです。太田母斑や蒙古斑は真皮メラノサイトの増生です。太田母斑は三叉神経領域、蒙古斑は臀部に多いです。☆メラノサイト・神経堤細胞由来(外胚葉由来)の細胞です。・露光部(顔面など)や外陰部に多く、表皮基底層や真皮に存在します。・メラノソームという細胞内小器官を有し、そこでチロシンを原料にメラニンが合成されます。合成されたメラニンは隣接する基底細胞や有棘細胞に渡されます。≪注≫メラノサイトの数は人種差なし。メラノソームの数が人種によって違う(メラニン産生能の違いが人種による肌の違いとなります)。・ドーパ染色で染まります。参考:メラノサイトの関与する疾患・メラニン合成に必要なチロシナーゼの欠損⇨全身性白皮症(眼皮膚白皮症)・メラノサイトの遊走に関与するc -kitの異常⇨まだら症・メラノサイトに対する自己抗体⇨尋常性白斑(治療はPUVAやステロイド外用)・脈絡膜メラノサイトへの自己免疫⇨Vogtー小柳ー原田病・老化でメラノサイトの機能低下⇨白髪、老人性白斑・メラノサイトの機能亢進⇨雀卵斑(そばかす)、肝斑(しみ)・メラノサイトが局所で増殖⇨太田母斑(三叉神経領域)、蒙古斑(臀部)・メラノサイトの悪性腫瘍⇨メラノーマ(悪性黒色腫)113F13Langerhans 細胞にみられるのはどれか。a Birbeck 顆粒 b デスモソーム c メラノソームd トノフィラメント e ケラトヒアリン顆粒正解はaです。☆Langerhans細胞・有棘層に存在する樹状細胞です。(⇨骨髄由来、抗原提示能あり)・Birbeck顆粒を有します。・CD1aやS -100で染まります。・表皮細胞間接着装置であるデスモソームを発現していないため、有棘層内を遊走できます。 ダウンロード copy ここから先は 12,987字 / 23画像 ¥ 150 購入手続きへ ログイン #医師国家試験 #直近の医師国家試験まとめました 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート