初心者でもどんどん使おう!オススメのトレーニングギア5つの用途と購入時のポイントを解説
フィットネスクラブやジムにいくと、いい体の人がベルトや手首に何か巻いていたりしますよね?
かっこいいから付けてみたいなと憧れるものの、自分はまだ初心者だから必要ないとか、自分みたいな体の人が付けても似合わないと思っている方も多いでしょうが、そんなことはありません。
トレーニングギアを使うことで、トレーニングの質の向上や怪我の予防につながります。
より効果的で安全にトレーニングを行うために、初心者であっても、トレーニングギアはどんどん使っていきましょう。
このnoteでは、筋トレでよく使われるトレーニングギアを5つの用途と購入時のポイントを解説しています。
それでは、早速、あなたのトレーニングに必要なギアを確認してみましょう。
※商品のリンクは、実際に僕が購入or使用し、使用感がよかった物を選んでいます。多少高価でも、機能や耐久性がある、安心できる商品を選んでいます。
1、パワーグリップ/リストストラップ
・握力の補助
パワーグリップ/リストストラップは、握力を補助してくれるトレーニングギアで、主に背中のトレーニングの時に使用します。
使っていただけるとわかりますが、驚くほど握力を使わなくても、バーを持てるようになります。
これがないと、背中を追い込む前に、前腕が疲れ、握力が低下し、背中に意識を集中できなくなってしまいます。
また、背中のトレーニングの時には、バーなどを強く握りすぎないことにより、背中の筋肉を使いやすくなるため、無駄な力を入れずにバーを持つことができるようになるパワーグリップは、背中のトレーニング時には必須と言っても過言ではありません。
元全日本ボディビルチャンプの鈴木雅選手も、パワーグリップを忘れたら、背中のトレーニングを休むとおっしゃっていました。
それくらい、必需品です。
パワーグリップは、着脱や使用が簡単な点がメリットです。パワーグリップはサイズがあるので、購入の際には、サイズの確認をして、自分の手の大きさにあったものを使うようにしましょう。
様々なブランドのパワーグリップを使ったことがありますが、ゴールドジムのプロパワーグリップが、少し高価ではありますが、使いやすく買って後悔はしないかなと思います。(自分の周りでも使っている人が一番多いです。)
参考までに、僕の掌は18cm(中指から手首)で、ゴールドジムのプロパワーグリップはSかMが使いやすいです。
リストストラップは、握り込みやすい点と、高重量でも滑りにくい点がメリットで、主にデッドリフトを行う際に使用されます。
サイズはフリーで、素材が皮と合成繊維のものがあります。
皮のタイプは、最初は硬いですが使ううちに馴染んできます。
合成繊維のタイプは、最初から使いやすい反面、皮に比べるとやや滑りやすい印象があります。
初心者の内は、パワーグリップで十分だと思いますが、トレーニングの強度が上がってきたら、用途に合わせて使い分けましょう。
2、リストラップ
・手首の怪我の予防
・手首の保護
ベンチプレスやスクワットなどで、重い重量を扱う時に、手首が返ってしまうと手首を痛めてしまう場合があるので、その予防として使います。
また、手首が安定するので、プレス系の種目でより押すことに集中きるので、回数の向上や狙った部位への意識を高めることが期待できます。
僕の場合は、ベンチプレスだと60kg以上、スクワットだと120kg以上になってくると、何も付けないと手首が痛くなってくるのでつけるようにしています。
リストストラップは、ゴムの柔らかさやバンドの長さなど、様々な種類があります。
ゴムは硬いほどホールド感が強く、バンドも長ければ長いほどホールド感が強くなります。
短過ぎると、ホールド感がほぼないので、60cm位のタイプがオススメです。
ブランドは、SBD、鬼、インザーあたりは有名で安心して購入していいと思います。
3、トレーニングベルト
・腹圧をかけやすくし、体幹を安定させる
・腰の保護
スクワットなどのBIG3をはじめとした、体幹を安定させる種目で使用します。
また、不意に腹圧が抜けてしまった場合にも、腰を保護してくれるので、腰に不安がある方は、初心者であっても使った方が良いでしょう。
ただし、ベルトに頼りすぎると、腹圧をかけることを忘れてしまうため、ベルトがあっても、自分でしっかり腹圧をかけ、体幹を安定させるように意識して行いましょう。
ベルトは3つのタイプがありますので、それぞれの特徴を確認し、自分にあったものを選びましょう。
・ピンタイプ
一番よく使われているタイプのベルトです。
値段もそこまで高価ではなく、安定感も耐久性も十分にあるので、初めてベルトを買うのであれば、このタイプがオススメです。
僕もゴールドジムの物を6年くらい使用していますが、特に皮が破れたりもせず、まだまだ使えそうです。
・レバーアクションタイプ
パワーリフティング(BIG3の合計重量を競う競技)のように、高重要を扱う人の多くが、このレバーアクションタイプのベルトを使用しています。
ワンタッチで、かなりきつく締めることができ、非常に安定感があり、高い腰の保護効果が期待できます。
高い安定感を出すために、ベルトの幅が広いタイプが多く、慣れるまで圧迫感などで苦しいかもしれません。
僕は、SBDのタイプを使用したことが何度かありますが、安定感は抜群で、高価ですが、それだけの価値がある商品だと思います。(実際に、人気が高く品薄です。)
サイズがやや大きく持ち運ぶには不便ですが、金銭的に余裕があったり、腰に不安がある人は、初心者でもこのタイプを買うのもありでしょう。
・マジックテープタイプ
マジックテープタイプは、皮ではなく合成繊維で作られている物が多く、他のタイプに比べ軽く、折り畳むのも容易なため、持ち運ぶのに便利です。
しかし、きつく締めることが難しく、使うにつれマジックテープが劣化して、動作中にベルトが緩んでしまうことが多いので、個人的にはあまりオススメはしません。
ないよりはあった方がいいなという感じで、余程荷物を減らしたいわけではないなら、ピンかレバーアクションタイプにした方がいいでしょう。
4、トレーニンググローブ
・手に豆ができるのを予防
・滑り止め
筋トレでダンベルなどを握ると、どうしても手に豆ができてしまうので、それの予防と、手汗などによる、滑り止めの目的として使います。
あとは、見た目もかっこいいので、ファッションとして好きなものをつけるのもいいでしょう。
ただ、ダンベルを素手で握る感覚は、トレーニングする上で大事なので、滑り止めのために使うのであれば、トレーニング用のリキッドチョークがオススメです。(体操選手が鉄棒の前などにつける粉のような物です。)
僕も実際に使用していますが、シャフトが汚れてしまうので、いつも行っているジムで使用していいか、一応確認をしてから使用しましょう。(ゴールドジムは使用可能ですし、店頭に売っている店舗もあります。)
5、エルボースリーブ/ニースリーブ
・肘、膝の保護
スリーブをつけることで、サポーターやテーピングのように関節を安定させ、怪我の予防と出力の向上が期待できます。
僕は、どちらも見た目がかっこいいので、購入し使用していた時期がありますが、動きが少し制限されてしまうので、使わなくなってしまいました。
現状で痛みがないのであれば、余程の高重量を扱わない限り、つける必要はないと思います。
ただし、痛みがあったり、過去に怪我をしたことがある方は、つけて行った方が良いでしょう。
6、まとめ
パワーグリップは本当に必需品で、リストラップとベルトも、ある程度筋トレを継続するようであれば、間違いなくあった方がいいでしょう。
グローブとスリーブに関しては、痛みがある場合はもちろん、見た目もかっこいいので、ファッションとして楽しんでもらうのがいいのかなと思います。
自分にあったトレーニングギアを付けて、効果的で安全なトレーニングを楽しみましょう!
参考になれば幸いです。
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