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「ハイプ・サイクル」を知って心を穏やかに生きる
みなさんは、ハイプ・サイクルという言葉を知っていますか?
ハイプ・サイクルとは、新しいテクノロジー技術が社会に広がるまでの流れを図に表したものです。(↓図)
![](https://assets.st-note.com/img/1660692923715-P75wy4iKrD.png?width=1200)
ガートナー社というところがこの言葉を造り出したそうです。
これを知っていると、「新しいテクノロジーが来たとしても、むやみやたらに慌てなくて済むなあ。」と感じました。
例えば、今NFTや、メタバース、WEB3という言葉がちらほらと聞こえてきていますよね。
このような技術にも、当てはめることができます。
ハイプ・サイクルとは大きく5つの期に分けられると言われています。
簡単な言葉で、説明します。
専門的な言葉で知りたい方は、以下のリンクから深く学んでみてください。
①黎明期(れいめいき)
「すごい技術がきたぞ!」という始まりの時です。
ただ、実社会でどのように使えるかや、その方法は具体的にはまとまっていない時期です。
②「過度な期待」のピーク期
何人かの人が「めちゃくちゃ儲かるかも!」と期待する時期です。
ただ、その一方で大損する人も出るのがこの時期です。
③幻滅期(げんめつき)
ピークが一度過ぎ去ってしまう時期です。
芸人さんで、一発屋と言われる方のブームが過ぎ去るイメージです。
「あんなの、詐欺だ!」「おもしろくない!」とみんなの関心がなくなります。
しかし、こつこつと開発を続ける人もいるという段階です。
④啓発期(けいはつき)
すごい技術が社会にどのようなメリットをもたらすのか、具体的な事例が増えてくる時期です。
しかし、まだ、保守的な人たちは飛びつかない時期です。
⑤生産性の安定期
社会全体にすごい技術の価値がわかり、広がっていく時期です。
これを知っておくと何がいいの?
この5段階を通って、すごい技術は社会に広がっていくということを知っていれば、③の幻滅期(げんめつき)が来ても、慌てなくて済みます。
社会に広がる前には、一度必ずガクンと落ちる時期があるんです。
NFTなんかは、まさに今この段階。
だから、幻滅期になったとしても、
「あれは詐欺だ!」なんて思わないで、情報をアップロードしておくことが大切です。
「何で、小学校の先生をしているのにこんなテクノロジーの話をするの」と疑問に思った方もいるかもしれません。
なぜかというと、情報不足によって関わる子どもたちの未来をつぶしてしまわないようにするためです。
人間は、知らないことがあるとついつい否定してしまいそうになります。
だから、大人が情報をアップデートする。
アップデートした上で、知らないことは、「知らない。」と言う。
これが大切だと思うのです。
情報不足をなくして、心穏やかにすごしていきましょう。