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〇〇したら、子どもがごぞごぞしなくなりました

授業中、課題が速く終わった子どもが、友達とおしゃべりをし始める。
こんな場面を経験したことはありますか?

はずかしながら、わたしは何度も経験しました。
こんなわたしですが、一工夫をすることでずいぶん改善することができるようになりました。

それは、「終わったあとの活動を用意する。」ことです。

今までの教室

教「教科書の問題を解きましょう。」
子「はい。」
教「終わった人は、ミニ先生をしてください。」
子「はい。」
静かにとき始める。
早く解いた子が答え合わせをしにくる。
合格して、ミニ先生をし始める。
だんだんと合格者が増え始める。
ミニ先生として教える子どもが手持ち無沙汰になる。
ざわざわざわざわ・・・
教「まだ考えている人がいるんだから、過ごし方考えようね!」

一見、終わったあとに、ミニ先生という活動を入れているのでOKなように見えますが、その後のことが不十分でした。
相手のことを考えて行動することも大切です。
だから、早くすんだ子の中で読書をして静かに過ごしている子がいたとすれば、よく考えられているなど思います。

ただし、これだと早く終わったら楽できる。
という流れになって、学ぶ人の姿からは離れていくと思ったのです。

改善した教室

そこで、改善としてミニ先生の後にも、発展問題を用意することにしました。
すると、早くすんだ子で、ミニ先生をして得られる役立ち感。
それに加えて、難しい問題を解くことができた達成感を味わうことができます。
早く終わったら、楽できる。
ではなく、早く終わったらもっと面白い問題に出会える。

こんな教室になるように、ちょっと一手間で課題を用意することで子どものごぞごぞが減りました。

まとめ

この経験からの教訓は、2つです。
①ごぞごぞさせたくないなら、適度に動かすこと。
②ごぞごぞさせたくないなら、やることを明確に用意すること。
3学期もあとすこし。
がんばりましょう!

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