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「笑い」は最上級の優しさ
鴨頭嘉人さんのコミュニケーション大全を読みました。
「コミュニケーションの悩みはこの1冊ですべて解決!」という帯にふさわしい内容でした。
本の内容を一言で言い表すなら、「コミュニケーションの上達=本当に優しい人になること」です。
本当に優しい人とは、どんな人?
本当に優しい人になるためにはどんなことに気を付ければいいの?
1対1、1対多、オンラインなど、様々なシチュエーションにおける、本当に優しい人になるための具体的かつ分かりやすいヒントが満載でした。
その中でも、自分がわかっているようで忘れていた大切なことについて紹介します。
僕の会社のスタッフには、いつどんなトークが僕から飛んでくるかわかりません。
たとえばアイスクリーム屋さんの前を通ったとき、いきなり、「アイスクリーム何個食べられる?」と聞かれたり。すると、
「5個です!!」などと、笑いで返してくれるスタッフがテラです。テラが答えると、「面白いなぁ」と場が盛り上がります。
「テラは日本アイスクリーム早食い協会の会長だったよね?」と振ると、
「そうです!!会長です!!世界トップランカーです!!5秒で食べられます!!」そう答えます。優しいですよね。
この場面で、もしテラが「1個しか食べられません」「そんな協会ないですよ」「5分くらいかかります」って答えたら、一番イタイ目にあうのは僕、鴨頭嘉人です(笑)。
テラはみんなに愛されています。社員の中で僕の会話に一番登場するのは、ナンバー2のヒロキングではなくテラです。
優しい人は、人に好かれています。
人に好かれていないということは、優しくないのです。
この話を読んで、相手のフリに対して乗っかることで、相手や周りを和ませることが、とっても大事だなと感じました。
近頃の自分の言動を振り返ると、相手からのフリに乗っかれていませんでした。
正しい答えを返すばかりでは、「笑い」は生まれない。
このことを胸に刻み込みました。