「白い黒板」をやってみた
黒板なのに白い??
どういうこと??
タイトルを読んだとき、そう感じた方はするどいです!
白い黒板とは、菊池省三先生が考案された教育実践です。
昨日は、1学期最後の日でした。
今年度が始まる前から、終業式には「白い黒板」をしたい!
そう思っていました。
実際にやってみて感じたことは、
めちゃくちゃよかった!
ということです。
1学期に成長したことを黒板に6人ずつ書いていくと、だんだん黒板が成長したことでいっぱいになります。
目に見えて、自分たちの成長が見えるので、子どもたちからは、
「こんなにいっぱいになるんやな~。」
「1年間したらとんでもないことになるな~。」とつぶやいていました。
今回は、下半分を「1学期に成長したこと」
上半分を「残りの学校生活で成長したいこと」としました。
30人のクラスなんですが、6人×5列ずつ書くと、合計で6周ぐらいできました。
これを、2学期の始業式の日まで残しておきます。
そして、「よし!2学期もさらに成長するぞ!」という気持ちをみんなで高めます。
さらにやってみて気付いたこと
やってみて気付いたことなんですが、子どもたちの書いた言葉を見ると、共通して出てくる言葉があります。
今回だと、「ギブギブ(give&give)」「相手に正対する」「スピード」「メリハリ」「前向き」などです。
これって、1学期に自分自身(担任)が口にしてきた言葉だったんです。
それを見て、担任のマインドや、日々伝える言葉の大切さを感じました。
自分自身が「大切にしたい!」と思っていた言葉が、出ていてうれしかったです。
このように、自分自身が大切にしてきたことが何か?
子どもたちに伝わったことは何か?
白い黒板を眺めながら、振り返ることができるのも良いところだなと感じました。
ぜひ、実践したことがない方も1度チャレンジしてみてください。