大好きな宮沢賢治さん
僕は幸いなことに、子供のころから本を手に取ることが多い環境で育ちました。
幼稚園の頃は、絵本や図鑑を。
小学生・中学生のころは、図書館や図書室で興味のあるハウツー本や小説を。
高校生のころには、図書館を使いながら、アルバイトの給料を使って、色々なジャンルの色々な作家さんの本を購入するなど、本当に、本と共に生活してきました。
本格的に読書の習慣が身についたのは、小学校を卒業したときでした。
当時の担任の先生が、宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』の文庫本をプレゼントしてくださったことです。
それまでも、色々な作家さんの本を読んでいましたが、この文庫本を貰ったことがうれしくて、毎日、少しずつ読み始めました。
特に『やまなし』と『双子の星』と『よだかの星』が好きでした。
童話を書きたいと思ったのも、宮沢賢治さんのこの本がきっかけでした。
つい先日、『宮沢賢治名作選』という本を見つけて、さっそく購入しました。
僕は、どの本でもまず、この本を作った人たちの情報を見ます。発行者とか巻末にあるものです。
そこで、珍しいことに気が付きました。
なんと「発行前の本なのです」
詳しいことはよくわかりませんが、2023年6月8日発行となっています。
こんなことって、よくあるのでしょうか?
でも、めっちゃ早くに僕の手元に来たってことで、なんだかほかの本とは違う愛着を持ってしまいました。(単純すぎ?(笑))
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