サブスクで聴く音楽とテレビやラジオで聴く音楽
サブスクリプションの台頭で音楽はいつでも聞ける時代になった。
YouTube Music Spotify Apple Music
自分はApple Music の会員になってお気に入りの音楽で構成されたプレイリストを毎日のように聞いている。最近はプロ野球の球団歌にドハマリしている。ソフトバンクの「いざゆけ若鷹軍団」おすすめです。
いつでも、どこでも、何度でも聞けるのに、テレビで好きな歌手が歌ってたら見てしまう。ラジオでお気に入りの曲が流れたら、テンションが上がって聞き入ってしまう。サブスクで飽きるほど聞いてきた曲なのに、一度テレビやラジオで流れると、何度もリピート再生していた頃の輝きを取り戻す。夢中になってしまう。
この現象を疑問に思った私は原因の究明に尽力した。そして今回、その研究成果をこの場を借りて発表したいと思う。
ラジオで聴くことによって、サブスクでは味わえないライブ感と偶然を味わえるからだと私は考える。サブスクで音楽を聞く状況は通勤、通学中で一人でイヤホンを付けて聞くことが多いと思う。流れてくる曲も自分がプレイリストに入れた曲だから、どの曲が流れようとも当たり前のように聞く。そう、サブスクでは全てが登録者の想定範囲の中で音楽を聞くということになる。
だがテレビやラジオで音楽を聞く場合、自分だけでなく、その瞬間目には見えない他人と一緒に聞いているというライブ感、不意に好きな歌手の曲が流れるという偶然を我々は味わうことができる。選曲権はラジオMCかプロデューサーが握っている。そんな希望のかけらも無い状況でお気に入りの曲が流れるのを同じチャンネル、同じ周波数のもと、期待する我々リスナー。
サブスクのような予定調和で聞く音楽では得れないロマンをテレビとラジオは持っている。結論として、人間はロマンを追い求めている生き物がため、テレビやラジオを通して流れる歌に魅了されてしまう。
どうだろうかこの結論。
関係ないけど、プレイリストをシャッフルで聞いてて、曲が終わりかけのときに「つぎ若鷹軍団来てほしいなぁ」って考えてたら、若鷹軍団来たときロマンを感じてしまうと同時に「AIついにここまで来たか」と畏怖してしまう。
さよなら
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