何かが挟まっているんです!~子宮脱の相談~
保健師だからこそ、薬局勤務だからこそ、
お伝えできることがある!!
なっちゃんの保健室
なっちゃん先生が教える40代からの大人女子性教育♡(^-^)♡
保健師として働いていた頃、度々相談を受けました。
「おすそで何かが挟まった感じがするんです」
「力を入れたら出てきちゃいそうで、荷物を持ったりするのも気になるんです」
等など。
看護学生時代、子宮脱について学びました。
腟の入り口から子宮が出てくる。
それは手術で「子宮を吊り上げる」ことで、対処できると。
そんなこともあるのか~と、
ごく一部の女性に起きる「病気」だと思っていました。
けれど、
現実はそうではないんですよね。
挟まっている感じがする、子宮が出てきてしまいそうで怖い、日常生活が落ち着いて送れない
と感じている女性って、結構いるんですよね。
(50代後半以降の相談が多かった)
そして、
出てくるのは子宮だけじゃない!
膀胱や直腸が出てくることもある。(骨盤内臓器脱って言います)
子宮を吊り上げる手術をすれば全て解決!じゃーないんです。
骨盤底筋群って大切なんですよね。
恥骨(前)から尾骨(後ろ)へ、ハンモック状になっている筋肉。
女性は男性よりも穴(口)が1つ多い分、物理的に弱りやすい。
肛門をギュッと締めて、そのまま前の方(デリケートゾーン:会陰・腟・尿道口)もきゅーっと締めてみる。
もしくは、
腟をきゅっと締めて、子宮を上に引き上げるように力を入れてみる。
もしくは、
腟でストローを吸い上げるように力を入れてみる。
色々な表現がありますが、
イメージしやすく、やりやすいものを採用してもらえたら。
人知れず、いつでもどこでもちょこちょこできますから(^^)/
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