技能実習生制度を全廃すべきだ。

1992年に外国人技能実習生制度ができた。これまで、中国、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、カンボジアなどから、外国人技能実習生として、多くの若者が来日し、貴重な労働力となった。日本の産業を大きく支えてくれた。しかしながら、その労働実態は現代日本の奴隷制度と、表現されるような劣悪で過酷なものだった。私自身も数多くの外国人技能実習生の皆様と一緒に働いた。間近で、その働きぶりを見てきた。早朝から夜遅くまで働かされていた。最近ようやく外国人技能実習生にも、労働基準法などの労働関連法が適用されることになったが、以前は実習生であって、労働者ではないという、方便で、労働関連法の対象外だった。酷い人権侵害があった。暴力、パワハラ、セクハラが、日常茶飯事だった。ひどすぎた。中には外国人技能実習生を大切にしていた会社もあった。しかし、外国人技能実習生制度は悪用し易い仕組みだ。全廃すべきだ。

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