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私自身が変わった、大学時代の話「その1」〜自信を取り戻した講義〜

私は2016年4月、福岡大学へ進学しました。

はっきりいうと、私立大学となり、失望と恥ずかしさを覚え、大学に入学したことは、今でも覚えています。

私は完全に、自信を失っていました。


そんな中、私はある講義に出会うことができました。


それが、「福岡大学ベンチャー起業論」という授業です。


この講義は、受講生が300名〜500名、1〜4回生までが受講でき、「2つの柱」で成り立っています。

1つは、経営者や県知事、経営コンサルタント、ファンドマネージャーなど、各業界で活躍する方が講演される講義

2つ目は、地元企業に20人くらいのチームを組んでインターンシップを行い、企業の問題発見から解決までを1年間かけて行うプロジェクト活動です。


また、この講義には「人生の経営者になる」という理念があります。

講義に理念があるのも珍しいですが、これは、たった一度の人生を他人に言われたからではなく、自分の人生は自分で選択して、幸せな人生を歩んで欲しいという、担当教授の想いが込められた理念です。

まさに、「アクティブラーニング」の先頭を走っている講義とも言えます。


私はこの講義を4年間、そして、この担当教授のゼミに2回生から4回生の3年間受講してきたので、これから4〜5回に分けて、そのときの思い出や考えていた事などを書いていきたいと思います。


今日は、1回生の時の話です。

1回生の時は、香港の企業さんにインターンさせて頂き、香港在住の日本人向けに発行しているフリーペーパーが赤字を改善するというプロジェクトに入りました。

入った理由は、香港に行けるのではないかという理由だけです。。。笑

当時の私は、考えが非常に浅かったので。それに、海外には興味があったことや、その他のプロジェクトに興味がなかったのかもしれません。


この時の自分は、自信を失っていたこともあり、本当にやる気のかけらもない人間だったと思います。


そんな私が、プロジェクトの人たちと人間関係がうまくいくはずがありません。


仲の良い人とは、本当に仲はいいですが、、、
元々、極度の人見知りということもあり、他人と話すのが異常なほど苦手でした。仲良くなるのも遅く、プロジェクトでもそんなに戦力になっていなかったと思います。


そんな中、私はベンチャー起業論で一番大きなイベントでもあり、集大成でもあるビジネスプランコンテストで、私のプロジェクトが発表することになったのですが、

当時のリーダーが、私にプレゼンターをする機会を与えてくれました。

正直、まさかでしたが、これが、自分が変わるきっかけだったと思います。


最初、50人くらいの前でプレゼンする事でさえ、凄く緊張しました。

しかし、、、
練習を重ねて、私は1000人くらいの前でプレゼンをする事が出来ました。
異常なくらい緊張しましたが、この経験は、私の自信となり、大きく変わるきっかけとなりました。


また、講義でも、ある出逢いがありました。それは、今お世話になっている経営コンサルの先生の講義です。

とんでもないくらいの衝撃を受けたことは、今でも覚えています。

「基本的に夏は40日くらい、暑いから休む。熱中症になるくらいまで働いて何の意味がある?大事なのは、幸せな人生を送ることで、そのために仕事がある。手段と目的を逆転させるな。」という講義中の言葉です。

私は、夏を暑いから休むという事に驚いたことと、確かに言う通りだなと思いました。
そして、経営の話が、色んなものに例えて話されていて、とても面白く、ある意味、ここでスイッチが入りました。
後にこの先生の勉強会に何度も参加する事になりました。


私の1回生の時のターニングポイントは、
(1) 1000人の前でプレゼンテーションをする経験をした事
(2) 後に自分の恩師となる経営コンサルの先生との出逢い

でした。


次回は、2回生の時の思い出を書きたいと思います。
いよいよ、もう一人の恩師でもある、私の所属したゼミの教授であり、このベンチャー起業論を立ち上げた教授と出逢う事になります。


では、また次回、宜しくお願い致します!

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