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何をしても症状が治らない時に見直したいこと【重要】

「いくつも病院に行っても、原因ははっきりしないし症状が改善しないな、、」

「病院以外にも整体や鍼灸、漢方なども試したけど症状が治らない」

「どんな施術を施しても患者さんが改善しない」(治療家の場合)

本記事(収録)では、こういった悩みを解決するヒントをお話します。

この記事を書いている僕自身は、整形外科ー産婦人科ー整骨院ー整体院と医療に携わり今年で19年目になり、今まで多種多様な患者さんと接してきました。

その中で、今日お話しするような「この患者さん、何をやっても全然治らないな〜」という経験を過去何度もあり、その都度深く考えてきたことを本記事でお話したいと思います。

結論は、「症状を治そうとする限り治らない」ことを理解することです。

詳しく、解説してきます。


今日のお話は治療家の先生にも、一般の方にも大切な話だと思います。一般の方だと「どんな治療をしても良くならない」治療家の方なら「どんな施術を施しても改善しない」という悩みの方の参考になれば幸いです。

本記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなっています。本記事は箇条書きで要点をまとめた記事ですので、本編はラジオ収録で解説しています。内容をしっかりご理解するために下記のラジオ収録もご視聴ください。


症状を治そうとしていないか?

・ぼくの治療の概念、人が人を治すことは絶対できないと僕は考えている

・治そうとするほどに治らない

・なぜなら、症状とは身体が身体を治そうとする過程で必要なプロセスだから
(例)

頭痛ー頭を休ませるための症状
「頭痛そのものを治す」ことは、頭を休ませたいという身体の意思に背いて、さらに頭を酷使させようとする行為

・身体からすると、症状がないと都合の悪いことが多い


症状を治すより「身体を症状を必要とする理由」を考える

・症状はそもそも悪いものなのか?
煩わしい感覚であることは確か。痛みが大好きという人はいないと思う

・症状によって身体は治る力を発揮している

・症状を治すのではなく、症状が出ている理由を考えること。これがまず大切

(例)
先程の頭痛の場合、、、
「身体が頭を休息させるためには頭痛が必要」
では、なぜ頭痛を起こして頭を休息させる必要があるのか?と考える
日常的に頭を使いすぎていないか?
眼を使いすぎていないか?
人に気を使いすぎて、頭が疲れていないか?

など、頭を酷使するような日常を探っていく。そこが身体が頭痛を必要とする理由。

・身体が症状を出す理由がなくなれば、当然症状は消失するはず


症状が身体を守っている

・大切な考えは、症状=悪いものではなく、症状=身体を守るためのシステムということ

・症状を無くそうとすることは、身体にとっては余計なお世話であることが多いと僕は考えている

・症状は大切な心身の防御システム


まとめ

・一般的医療とは全く違う意見であり、世の中的には少数派意見であることはぼく自身も承知の上。

・でも症状=悪いものではなく、身体を守るシステムという仮説から考えると、治そうとすればするほど治らないということも矛盾がない

・症状を治そうとするよりも、その症状を身体が必要としている理由を考えてみること。これが重要。


記事執筆者紹介

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整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)

<プロフィール:整体師歴19年>

スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴

スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。

現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。

ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者

定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。

妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。


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