We want ROBOTs!
一家が一体のロボットを所有すれば、介護制度だって子育て制度だって大幅に見直すことができる。
特に高齢者は、自立して自由に健康に楽しく田舎の高齢者用スマートヴィレッジで同世代の仲間たちとロボットと一緒に、『地球にやさしい』生活を満喫できる。
老後不安がなければまだ若い人たちも今後の人生に希望を持ち、生きることができる。
そろそろ高齢の仲間入りの一人として、人生の総点検を始める。
墓の事も考えねばならず、菩提寺の和尚様と協議をはじめ、交渉を重ねる。
同時に人並外れた谷あり穴ありの人生を書き記す執筆活動を始める。
今一番必要なもの、それは体調が悪くなった時にサポートしてくれるロボット。
私の”ロボ子”と名付けよう。
私のロボ子は留守番役もやってくれる。
お風呂掃除にお料理作りの補助、足腰が弱ったときはロボ子の肩につかまりながらトイレに行くこともできる。
訪問介護では間に合わない部分もロボ子であればなんでも頼める。話し相手にもなればインターネットからの情報もサッと答えてくれる。こんな頼りになるパートナーがほかにいるものか。
ロボットは社会保障費の削減に寄与すること大である。
声を大にして言おう!
「社会保障費削減」に寄与である!!
年金を払う段になったら払いたくないと言って、高齢者を卑下するような世論を作り出すという、日本人の倫理観を崩壊させるようなことをせずに、ロボット製作を進め、日本経済を立て直したらいい。
いずれ人間は真に働き方改革ができ、少子化対策にもなり、国会議員などいなくともAIで世論を集積し、国家の方向性を民主的に決定することもできよう。
国家公務員も地方公務員も削減できる。
日本の公務員はムダな事務作業に忙殺されるばかりで、国民にもホントに分かりづらい戸籍謄本だの改正原戸籍だの、今更ながら印鑑証明だの、時代遅れも甚だしいのではないか?
そんな時代錯誤の行政の手間がかかるだけの仕事のために、国民にムリ無駄な事を要求し、行政の仕事をする人たちですら内容を良く分かっていない。
昨今、小池都知事などがカスハラを叫んでいるが、テレビなどで流される録音から見られる例はカスタマーハラスメントというくくりではない、明らかに犯罪性のあるものと見える。小池さんなどが言うのは、役所の窓口で職員に対して腹を立てる市民などを一からげにしてカスハラと呼んでいるように取れる。
しかし、それは役所の側の要求があまりに不合理があり、市民側に困難を押し付けることが横行するから怒っている市民が出るのだということも、ここはハッキリと認識していただきたいものだ。
窓口で対応する職員はあやふやな知識で対応し利用者を惑わせる。さんざん関係機関を歩き回り一からやり直すのに日数をかけ、最後はスミマセンのひと言で終わる。
具体例は置くとして、スミマセンで済むか! と怒りたくなるレベルの事もある。
そんな対応する職員すら分からない要求が利用者に対して行われるのである。面倒くさくて、例えば名義不明の空き家だって増えるのは当然であろう。
何がデジタル庁か、そんなことも変えられんと、太郎さん。
ロボ子はAIを搭載しチャットもできるし、医者とも連携できる。
認知症患者に薬を飲ませるためだけにわざわざ家まで訪問しなければならない訪問介護は、必要なくなる。
アップデートやバージョンアップしながら、いずれは運転も可能になるだろう。
何よりいいのは文句を言わないこと。
一緒に買い物もいいし、リモートでスーパーの買い物指示もいいなあ~。
”ロボ子、ちょっと上の炭酸飲料取ってちょうだい”、みたいな?
隣りのおばさんは認知症、その上に一昨年夫を亡くして一人住まい。訪問ヘルパーやケアマネが毎日訪ねてくるのだが、「変な人が来る」、と言って毎回愚痴をこぼす。
ロボ子が毎日一緒にいてくれるならばすべてロボ子に相談しながら安心して生活もできるに違いない。
早くロボ子を生産して下さい!