見出し画像

【元看護師】❝40歳の転職奮闘記!❞精神科病院で新しい未来を切り拓く決意!


○○精神科病院に勤務する事となりました。
初めての精神科勤務です。
40歳過ぎてましたが新人です。
年はとっても新人です。

学生の頃精神科病棟の実習で感じたことは”暗い怖い臭い”。

一般病棟に比べると閉鎖的で独特の雰囲気でした。

そのイメージが強すぎてか自然と精神科は避けてきたような気がします。


精神科病院に勤務する事となり感じた事はとにかく院内が明るい!
患者様も保清が保たれていて清潔!という事でした。


学生時代の”暗い怖い臭い”のイメージは何だったのでしょうか...。

「一般病棟では当たり前のことですが精神科は10年いや20年は遅れていたのよ。やっとここまで改革してきたけれどまだまだ職員の教育をしていかなければ…」

と当時の看護部長が話して下さいました。

新人教育では精神科に関する歴史的な事柄から人権問題、精神科に関する法律まで勉強させていただきました。

昭和39年ライシャワー事件をきっかけに通院公費負担制度が創設され在宅精神障がい者の訪問指導・相談事業所を強化するなど改正されたとの事。

同じ看護師ですが私の知らない…
おそらく教科書には載っていたのでしょうが頭に入っていませんでした🤣
つづけて看護部長は説明して下さいました。

「平成5年「障がい者基本法」が成立 。
平成7年に「精神保健福祉法」に改正
 自立と社会参加の促進のための援助を盛り込み
社会復帰のための福祉施設が充実されるようになり精神科病院の在り方も変わってきたのよ」と。


任意入院:自らの意思による入院

医療保護入院:精神保健指定医による診察の結果、精神障がい者であり医療及び保護のため入院の必要がある場合にその家族等の同意により行う入院

措置入院:都道府県知事が精神保健指定医に診察させ精神障がい者であり、
自傷他害の恐れがあると認めた場合に行う入院

と、3種類入院形態があるのでこれは覚えていてください。

書類や入院日数Drに記載してもらうサインや行動制限に関わることが違ってきますので、、、と。

初日受けた新人教育での講義で知らない(忘れていた)医療用語が沢山でできたので精神保健福祉法の本をその日に買いに行った覚えがあります。

精神科は病名だけではなく法律も覚えないといけないのだと感じました。

しかし病棟に配属されて驚いたのは看護部長が掲げてる看護論と現場の看護師の温度差でした。

現場の看護師(准看護師が半数以上いました)は長年精神科(当時私が勤務していた病院)に勤めている方がほとんどでしたので患者様に対しての対応が一般病棟と違い不適切な言動が度々あるのを見かけ衝撃を受けたことを覚えています。

”10年いや20年は遅れている、職員教育...”と看護部長が言われていたのはこういう事かと思い後々看護部長と共に改革していくのですが…。

それはまた次回としましょう。

この病院でも私の約20年も前の東京・大学病院勤務・整形外科・産婦人科・胃腸外科などの勤務歴がかなり優遇されるポイントとなったようでした。
またまた思い出話がつきません。履歴書、履歴書。

今日もまた一向に進まなかった履歴書でございました。



勤務歴35年元看護師おすすめ
シフト表作成&集計管理システム【ナースセル】


いいなと思ったら応援しよう!