正月休み後の疲労感を解消、あえて年明けに大掃除をする- 養生大意抄14
1.寝正月による正月明けの疲労感寝正月という言葉があるように、休みの日にひたすら寝たり、家で大人しくしているというのも、悪くない過ごし方だと思う。ただ、安静に過ごしすぎているために、休暇の後に体調を崩す場合もある。今回紹介する『養生大意抄』の一節は、身体を動かさないことの害について。
『養生大意抄』意訳
『呂氏春秋』(りょししゅんじゅう)には「流水腐(くち)ず戸枢蠧(むしばま)ず」とある。
流水や戸枢は動いて止まらないものだ[1]。常に動いている物は腐らず、蝕まれないこと