疲れている時や、なんとなく調子が悪い時の食べ方 - 養生大意抄04
今回は食事の取り方と、食後にするとよいことについて。
1.忙しくせわしい心のまま食事をすると、身の養いにならない【原文】
食は細(こまか)に嚼(かみ)緩(しつか)に咽(のむ)を法とす。細にかめば化(こなれ)やすく緩(しづか)に咽(のめ)ば滞らず。よく食物胃府(いのふ)に落着て気血と成てよく身をやしなふ。心忙くせわしく食すれば滞り易く化(こなれ)がたくして身の養にならず。却て害あり。此故に凡食事は万事をやめて心静に食すべし。故に聖人も食するときは語(ものが)たりしたまわずと郷