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【塾講師の本音】中学受験するかしないかを判断する方法①


中学受験をすべきかしないべきかを決める前に

何を一番大切にして判断すれば良いのでしょうか?

それは、中高一貫校へ進学するリスクをしっかりと把握しておくことだと私は思います。

中学受験を目指すということは、ほとんどの人が大学受験のことを意識しています。小学校4年生や5年生の時点で、子供自身が将来何になりたいのか?子供自身が、中学受験を主体的に判断できるはずもなく、親が、子のためを思って、塾を決め、受験勉強をさせ、叱咤激励する。

子供はわけもわからず、中学受験をすれば将来が開けるものだと思い込み頑張る。。。そのような構図が中学受験では一般的です。

では、本当に中学受験を受けることは、子供の将来にとって有益なのでしょうか?

そんなに、中高一貫校はすばらしいところなのでしょうか?

果たして、高い塾費をかけ、中学受験を受け、中高一貫校へ行くことは、それほどの価値があることなのでしょうか?

実は、ここに、一つの大きなリスクが存在します。このリスクを知った上で子供の能力を分析し、受験の判断を慎重に下しましょう。

この記事は、大学進学を目的に中高一貫校へ進学する子供の親が最低限知っておくべきことと、どのような子供が中高一貫校に入学することが適切かを筆者の豊富な経験から解説致します。

中学受験について
「塾に通っても成績が上がらない」
「本当に受験勉強ばかりで追い込んで良いのか」
「周りは受けてるけど受けるべきなのか」
などなど、迷いや悩みがある親御さんは、必見です。


憂鬱な女性

中学受験をするということのリスクとは

まず、中学受験をするということは、ほとんどの選択肢で中高一貫校を選択することになります。普通科の高等教育を受けることがほぼ確定します。大半の中高一貫校では、中3の時点でこの高等教育の内容に踏み込みます。

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