額縁に飾った札束
95日目。
僕の役目・役割を、これだ!と決めつけない。
今はその役目でも、10分後には違う役目かもしれない。
今僕がやらなくても、いずれ誰かはやるかもしれない。でも、だからこそ『今』僕がやることなんだ。
知識や技術があって、今それを活かす時が来てるのに、『それは僕の仕事じゃない』と拒絶したら、その知識は額縁に飾った札束と同じ。
お金が使ってこそ意味があるように、知識や技術も使ってこそ意味がある。「僕は知識を持っている!」なんて見せびらかしたって、誰も幸せにはなれない。僕だって幸せになれない。
『今』、『僕』がその仕事をするのに最もふさわしいのなら、それをすることに心は踊っているはずだ。そうじゃないなら、その仕事をするのに僕は相応しくないのかもしれない。
相応しいかどうかは、僕の心は分かっている。その仕事を目の前にしたとき、僕の心はすぐに理解する。『今』理解する。『今』理解したのなら、『今』動くんだ。「それは僕の仕事じゃない」とそっぽを向かないで。
そっぽを向けば、それは僕の仕事じゃなくなる。僕がやらなくたっていい。でもそれは、やらなくてよくなったんじゃない。僕が相応しくなくなっただけ。僕が相応しいのは、その瞬間だけ、『今だけ』なんだから。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。