自分ブランドを磨け
結局人は誰になにを言われようとも、誰に指示されようとも、やるのは自分。誰かから認められる、誰かから褒められる、誰かから怒られる、誰かから好かれる、対象はだれか。自分だ。この自分をどれだけ変化させるか、価値のあるものにするか、それが本当の自分の存在している価値になる。
自分ブランドを磨いて磨くほど、周りからの信頼と周りへの影響力は拡大する。
例えば、アップル社のスティーブ・ジョブズが大学で講演します!ってなったら、ほとんどの人は話を聞きに行くと思う。逆に、見知らぬ人が大学で講演します!ってなっても誰もこないと思う。スティーブ・ジョブズの影響力は莫大なもので、見知らぬ人の影響力は皆無であるから。
アップル社のスティーブ・ジョブズだから話を聞きに行く。では、アップル社の社員の話ならどうか。
おそらく、アップル社という会社の影響力は世界最大クラスで、アップル社の社員であろうが、話を聞きに行くだろう。例えば、アップル社の見知らぬ人となっても、話を聞く人はいるだろう。でも、ここで気づいてほしい。
それはアップル社という肩書きがあるからであって、どこにも属さない1人の人間ならば、どれほどの人が自分についてくるのか。
絶対に忘れてはいけないのは、
「がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないように」
〜の社員、〜のリーダー、〜のキャプテン、もし「〜の」がなくなった時、そこになにが残っているのか。どれだけ自分についてくる人はいるのか、どれだけ自分に協賛してくれる人はいるのか。その1人になった時、俺たちに残されているのは自分ブランドではないか。素晴らしい環境で生活している、その反面その環境にいれなくなった時、自分になにが残るのか。1人で生きていくことができるのか。自分ブランドを磨きあげた人が集まった集団こそが世界一の集団になっているのではないか。
自分ブランドを磨け。