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satomigoro
2021年あけましておめでとうございます。
みなさま、あけましておめでとうございます。
ご関係者の方々、昨年はお世話になりました。本年もどうかよろしくお願いいたします。
不確実性が高まり、混迷が深まるであろう一年が始まりました。そこで、混迷の中で、どのようして、有用たる知識をどのようにして提供すべきなのかを考えた大晦日でした。
その中で、今年は、デューイが提唱している「探究」というキーワードから、私個人として弊社としてのスタンスをご紹介して、新年のご挨拶とします。以下は引用です。すべて以下↓のご本から。
「真理」は常に動的なものであり、私たちはその過程にあるのだから一生探究し続けなけれならない。
パースによれば、われわれの認識が「真」であるということの意味を探究という知的活動を結びつけ、「真理とは、理想的な探究の無際限の継続の果てに見出されるであろう。最終的な新年の収束点のことである」。
「すべての命題の理性的意味は未来の中に存する」つまり、自分がもつ命題が正しいかどうかはやってみなければわからない。ベストだと思っているのはからなずしもベストではない。
ジェイムズによれば、「私たちが抱く観念や信念が真理」であるのは、それが有用であるからである、という。真理は、その意味で、私たちの意思と行為と結びついている。信念ははそれが言葉のレベルにとどまることなく、現実の世界で私たちの行為として活用されて「真」だと止まっているのである。
デューイによれば、「探究」とは、絶えず不確定状況→確定状況のサイクルのサイクルを指す。『不確定な状況を、確定した状況に、すなわちもとの状況の諸要素を一つの統一された全体に変えてしまうほど、状況を構成している区別や関係に確定した状況に、コントロールされ方向づけられた仕方で転化させること』
今井むつみによれば、「学びの目的は、「生きた」知識を産むこと」と定義する。「生きた」知識は、問題解決に使え、構成再編させれることで、より良いものになり、必要な時にいつでも取り出せる。
本年も、じっくりと、そして、一つ一つ実績を積み上げていければと思います。
どうかよろしくお願いいたします。(了)
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