入社率を上げる面接ガイドブック(中途編)
今回は、応募者に「入社したい!」と思ってもらえるような面接を行うには、面接官側が何を意識し、どのような面接方法が良いのかについてご紹介します!
ぜひ参考にしていただければと思いますm(_ _)m
1.今も昔も変わらない面接方法
採用がうまくいかないという企業は、理由は様々ありますが、その中でも面接自体がうまく行えていないということも少なくありません。
こうした面接に見覚えはないでしょうか?
・候補者を見定めるための質問攻め
このようなガチガチな面接は、候補者へ不快な思いや過度なプレッシャーを与えてしまう可能性があります。こうした思いをしてもなお、その企業で働こうとは思いませんよね。
採用買い手市場の頃は、候補者の数も多く、その中から自社にマッチした人を質問に沿って見極めるといった面接が主流でした。
ですが、労働人口の減少などにより、採用市場は売り手市場になった今、自社に応募してくる求職者の数は以前よりもかなり減っています。
応募者数が少なくなってきている現在、1人1人とどう向き合っていくかが求められています。
面接官とのコミュニケーションは、企業を選ぶ上でもかなり重要なことです。
2.面接での見極め
かと言って、人柄を一切見極めないことにはいきません。
近頃は、WEBでの面接が主流になってきており、対面での面接よりも本質が見抜きにくいといった事もあります。
そこで、質問での見極めではなく、非言語コミュニケーションに着目するといいでしょう。
「挨拶はしっかりできているか」、「身だしなみは整っているか」、「適切な態度か」、「目を見て話せているか」など
また、反応が薄い、笑顔が少ない、声が小さいと言ったところも見極めるポイントになります。
ここで抱いた印象は、お客さまにも与えてしまう可能性があります。
判断基準の一部として評価し、改善の余地があるものは伝えてあげるのもいいでしょう。
3.これからの面接は、会社の魅力付けが大切
今やSNSやHPを通して、自社の魅力を発信している企業も多くなってきています。候補者は応募してきた時点で、ある程度会社について興味があり、共感を持って応募してきています。
求職者の母数自体が少なくなっているため、応募してくれた人たちに内定を承諾してもらえるようグリップしなければなりません。
候補者から選ばれる企業になるためには、面接フェーズでは見極めより魅力付けの方が重要になってきています。
4.面接官が意識すること
会社の魅力付けと一緒に面接官自身が意識すべき点があります。
それは、上から目線での面接は絶対避けるべきということです。
そもそも上から目線で対応されて、気持ちがいい人はいません。
候補者がどのような面接が嫌だったかのアンケート結果です。
候補者が仮に別の企業へ入社した場合、自社のお客様になる可能性もあります。こうした点から、候補者の方にはクライアントと接するような気持ちで面接対応をすることが大切です。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
採用に至らない原因を常に内へ向けて、まずはこうした面接方法から変えてみると、改善に繋がるかも知れません。
採用に苦戦する企業担当者様に、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
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