育休中のリスキリングをオススメする理由#01
こんにちは。現在、双子の乳児のために育児休暇中のOchoです。
仕事には行っていませんが、子ども6人との生活は、慌ただしく、目まぐるしい毎日で、勉強どころではないのが正直なところです。それでも、4回目の育休中には、ヨガインストラクター取得のための勉強を始め、最終的には資格取得に至りました。
自分の経験上、育休中に是非、これまでの知識や技術をブラッシュアップしたり、新しい分野で資格を取得してみたり、時間を上手くやりくりしてチャレンジをしてみて欲しいなと思っています。そこで、今回は育児休業中の学び直しについて、筆者がオススメする理由を綴ります。前編です。
1.復帰後の不安の解消
数ヵ月から数年のブランクを経ての復帰が近付くと、このまま復職して通用するのか?またハードな毎日、求められる技術や知識を活用したパフォーマンスはできるのか?休業中に変化した職場のシステムや環境、人間関係に適応できるか?不安や焦りが出てくることもありますよね。
そんな時に、復帰を想定して少しで新しい技術や知識を身に付けておけると、復帰後の不安も軽減できるかもしれません。職種によっては難しいこともあると思いますが、休業中でもアンテナを張っておくことで、復帰がスムーズになるでしょう。
これまで4回、それぞれ1年余りの育児休業を経験した筆者も育児休業中はほとんどの時間を育児に追われて、正直自己研鑽どころではないのが現実でした。一方で復帰が近づくと、こ不安や焦りも出てきてしまいました。
復帰してしまえば、育児、家事、仕事とてんてこ舞いで、リスキリングどころではないのが実際のところ。自分自身の仕事をするための体力の回復や子どもが新しい環境に慣れるための時間も必要になります。
仕事のことでできることは事前に準備しておけるに越したことはないですよね。
2.子育てのストレス解消
休業前はフルタイムでバリバリ働いていた人も1日の大半を子どもと過ごすことになる育児休業中。社会から離れてしまい、疎外感や孤独感を覚えることも少なくない。
SNSなどでつながることもできますが、乳幼児とは思うように出掛けられなかったり、大人どうしの出会いの場も少なくなってしまい、辛くなることも。
そんな方には、リスキリングの場が育児とは別の社会とつながるチャンスとなり、子育てのストレスを解消するきっかけとなるかもしれません。
オンライン講座でもグループレッスンなどを行うものもあり、同時期に受講している人と繋がることもできます。語学のオンラインレッスンなどでは、日々の悩みなどを外国語で表現してみると感情が乗ってより習得しやすくなるかもしれません。
家庭と職場以外の第3の居場所を作っておくことは、いつか子育てから卒業した時にも心の拠り所になりそう。
3.現職以外の選択肢作り
現職の仕事内容とは違うことを学んで、様々な選択肢を持っておくことも良いかもしれません。働きながらの子育てを始めてみると、以前の働き方と現実がずれてきてしまう可能性も十分にあります。
筆者も「もっと子どもとの時間を大切にしたい」「上司や周囲からの理解が得られない」「精神的にも、肉体的にも同じようには働けない」と感じることがあります。
また、連れ合い共々、収入を現職だけで得ていて大丈夫か?といった不安もあり、家計管理や副業、投資の知識、ファイナンシャルプランナーや簿記などの資格についても興味が湧いてきました。
現職には関係ないからこそ、長い目で見て必要な知識を仕事をしていない期間に深めていくことで、その後の生き方についても考えられ、転職や副業について検討する機会となるかもしれません。
今回は、筆者が育児休業中のリスキリングをオススメする理由について、3つをご紹介してきました。
「リスキリング」なんて言葉を付けられると、なかなかハードルが高そうで、子育てだけでこんなに忙しいのに無理!!となってしまいそうですが、復帰すれば、さらに忙しくなり、「やっときゃよかったぁ」となるかも。
最初は、あまり難しく考えず、現職とは関係なくても興味のあるもの、参考になりそうなものを選んで、動画や本などの情報源に集中して、5〜10分触れてみることから始めてみるといいのかもしれません。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回もお楽しみに。
皆さんのご経験やご感想などコメントいただけると嬉しいです。
では、また
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