「強制終了」
・ええと、「突然じゃなくて、少しずつ予兆を示してから終了してよ」と言いたくなるものは世の中にたくさんあるわけですが、恋愛とか人生とか深刻なものを除けば、これはかなり上位にランクされるのではないでしょうか。パソコンです。
・もう、我が家での依存度の高いことといったら、ないご家庭では想像つかないんじゃないでしょうか。事務仕事やクリエイティブワークはもちろん、部屋にいるときはYouTubeの音楽を延々と流してくれて、お目当てのラジオ番組も聴かせてくれて、ご飯食べるときはNetflixのアニメとか映画を見せてくれる。まさに公私に渡って生活を支えてくれたデバイス、いや相棒なのです。ないと、ぼうっと呆けてしまうくらいに。
・いまはスマホでなんでもできる時代と言われていて、たしかにその通りなのだと思いますが、文章を書くことイコールキーボードを叩くこと、デザインをすることイコール画面にマウスのポインターを走らせること、という社会人生活を送ってきた身としては、日常にぽっかり穴が空いたような空虚感を覚えてしまうのです。
（続く）