ファンティアラジオ240319の台本

ファンティアで公開しているボイストークの台本です。テーマは「会社に行きたくないときどうするか」

スペシャルトーク「仕事に行きたくないとき、どうするか」
・はい、ファンティアラジオの時間です。今日は通話とDMでお悩み相談を受けつける「カウンセリングDay」ということで、それを記念してのスペシャル版としてお送りしています。いつもは1分半くらいのトークなのですが、今日は少し長めに話そうと思っています。

・トークのテーマは、「会社に行きたくときどうするか」。なぜこのテーマかと言うと、これって社会人なら誰でもありますよね。そしてこじらせると鬱病にもなりかねない、とても重要なこと。それなのに、あまりきちんと語られていない気がするんです。
・だれもが、そしてもちろん僕も経験する、この大事な問題について、少し話そうと思います。

・なぜこんなことを話すかというと、僕の活動はメンタルケアに繋がっているからです。常々、自分は「癒しの催眠」といういうものをやっていて、そこではカウンセリングからの催眠セラピーで、トラウマやストレスを一時的にですが頭から追い払ってスッキリしてもらったりしているのですが、その後もメンタル面で健康的であってもらいたいため、こんな話をしています。

・さて、本題です。朝起きて、あるいは常日頃から、仕事に行きたくないな、毎日憂鬱だな、と思っている人はとても多いと思います。そうした方たちにおすすめしたいのが、一度机に座って、自分が行きたくないと思っている原因が何なのか、落ち着いた気持で考えてもらいたいと思います。できれば紙に箇条書きで書き出したりして。
・その後、原因を観察すると、大きくいくつかに分類されるはずです。すなわち、
一緒に働いてるやつが嫌なのか、それとも仕事の内容が向いていないのか、あるいは組織のあり方に不満があるのか。それによって対応が違ってきます。

・まず、原因が組織の問題、つまり長時間労働や就業規則違反、労働者の福利厚生を考えていない、といった会社の構造的なものなら、これは離れた方が良いと思います。
・そして、仕事の内容が自分に合っていない。例えば、いまにぎやかな飲食店で働いているんだけど、自分は本当は静かに本を読んでるほうが好きなタイプとか、オフィスでびっちり管理されながらデスクワークをしてるんだけど本当は外を飛び回りたいとか、そうしたことですね。これは辞めずとも配置転換を希望する、それで聞き入られなければ、自分に合ったところを探せばいい。
・そして人間関係。これは辞めないほうがいいです。そこにいて、その職場でなんとか嫌な思いを減らして続けていったほうがいいです。なぜなら、どこに行っても嫌な奴っているんです。不思議なことに。だからいまいるところで、そいつをスルーするして、やり過ごしてください。

・スルーというと、「ええっ」と思う人がいると思ういます。そんなこといっても、でもどうしても気になっちゃうし、後から思い出して嫌な思いをしちゃうって。わかります。僕もそうでしたから。
・でも、スルーはできるんです。華麗にしなくてもいい。ただ無視する。相手が何か言っても、たとえそれが仕事上のことであっても無視する。後で誰かに訊けばいい。とにかく自分の世界に入れない。なにか問い詰められても「そうですか?」と言ってその場を離れる。
・問題にならないかって? それで問題になってもいいと思いますよ。上司に呼ばれて怒られても、自分がその人に対して嫌だと思っているからそんな態度をとると言えば、何かしら現状がかわるきっかけになります。
・嫌ならやめればいいっていろんな本やSNSには書いてますけど、実際にはたいへんなんですよね。手続きとか、次の仕事を探すのとか。行った先でまた新しい環境になれるのもしんどいし、また嫌な奴はいるだろうし。
・最後に一つ。情に流されないでください。私が辞めると皆が困るとか、せっかく仲良くなれたのにとか、それは一切考えなくていいです。一か月もすれば皆あなたのことは忘れて、職場も普通に回ってます。

・で、もし辞めるとなった場合、どうするか。明日から食べていけるのか。これは今度の土曜日に配信するラジオでお伝えします。

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