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今だからこそ注目したい、自分のお口の中

コロナで在宅勤務となっている方も多いことでしょう。

気をつけなければいけないのは、ダラダラ~~ダラダラ~~

ダラダラ食い、歯磨きも中途半端になりやすいです。

歯科発信の情報だけでなく、医科からの発信に注目!

口腔ケア1


【医師解説】感染対策に「口腔ケア」こそまずやるべき理由と3つのステップ
皆さま、こんにちは。
医師で予防医療のスペシャリスト・桐村里紗です。
手洗いやアルコール消毒にマスクはしっかりと実践している人も多いかも知れませんが、実は、ウイルス感染予防のために、口腔ケア(口腔清掃)も大切だということを忘れていませんか?
歯周病菌の出す強力な酵素は、ウイルス感染を促進するリスクがありますから、常にお口を清潔にしておきたいものです。
私自身も過去に訪問診療を行なっていた高齢者施設で、爆発的に感染した事例を経験したことがありますが、その施設では後から、口腔ケアを全く行なっていなかったことが分かりました。
ウイルスで始まった感染症が重症化する場合、口腔内の細菌による二次感染が原因であることも多くあります。
感染予防に口腔ケアは常識。
いま一度、口腔ケアをしっかりと実践したいものです。

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歯周病は自分に無関係ではない

歯周病は自分には関係ないと考えている方も多いと思います。
でも、無関係ではありません。
少しでも歯が腫れたことがある人や、出血した人がある人は、既に歯周病に足を突っ込んでいると考えてください。
先にご紹介した歯周病菌のうち、P.インターメディアは、女性ホルモンに反応して増える歯周病菌で、特に男性よりも女性の方にリスクがあります。
厚生労働省の過去の調査(「歯科疾患実態調査」)によると、「歯肉出血・歯石・歯周ポケット」の何らかの所見が見つかった人は、20歳以上で7割、35歳以上で8割。
歯肉出血がある人は、15歳以上から75歳以上のいずれの年齢も4割程度。
4mm以上の歯周ポケットがある人は、年齢を追うごとに増えていき、35〜44才で4割、45〜54才、55~64才で約5割、65~74才で約6割となります。
無関係と思わずに、しっかりとケアすることが重要です。
※厚生労働省「歯科疾患実態調査」


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