ネバネバ唾液だって役目がある！

唾液は唾液腺という器官から分泌されます。
その唾液には、ネバネバした唾液とサラサラした唾液の２種類があるんですよ。

副交感神経によって分泌される唾液がサラサラした唾液です。体がリラックスしているときに働くのが副交感神経です。
サラサラ唾液は食事のときに多く分泌されます。サラサラ唾液には消化酵素がたくさん含まれるので、食べ物の消化吸収を助けてくれます。

交感神経によって分泌されるのがネバネバ唾液です。交感神経は、緊張したときに働きます。
緊張したときに、口のなかがネバネバするように感じるのは、このネバネバ唾液が分泌されているからです。
あまりイメージのよくないネバネバ唾液ですが、口のなかに侵入した細菌を絡め取るなど、細菌から体を守る働きがあるんです。

必要があってのネバネバなんですね。

身体の仕組みってすごいですね。