上部消化管内視鏡について
原則 左側臥位
観察範囲は 食道、胃、十二指腸球部(下降部は必須ではない)
30-40コマ撮影
上部、中部、下部食道、
食道胃接合部
胃体上部、中部、下部後壁見下ろし
胃角上部後壁見下ろし
前庭部小湾、後壁、大湾、前壁
胃角部、体下部、体中部、噴門直下Jターン
体下部前壁、体下部大湾、体中部前壁大湾、体上部大湾見下ろし
意図的に観察
噴門直下小湾Jターン
胃角部/体下部から小湾後壁Jターン
胃角部後壁見下ろし
幽門輪前部から幽門輪
リスク層別化
リスクファクター
男性、喫煙、高塩食、HP感染
胃炎持続→萎縮性胃炎→腸上皮化生を基盤に→異形成→胃がん
血清/尿中特異抗体価、便中抗原
血清ペプシノゲンPG=PG I(胃底腺)+ PG II(胃全域+十二指腸)
PG II 胃炎によって上昇、胃炎活動性を反映
PG I および PG I/PG II比は 主に萎縮性胃炎 腸上皮化生進展を示す指標