前腕コンパートメント症候群
カテ後の痺れ、把握痛、腫脹
コンパートメント圧
掌58mmHg
背側45mmHg
橈側43mmHg
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APTT過延長にプロタミン40mg投与
(ヘパリン1000単位に対して、プロタミン硫酸塩として10~15mgを投与する。
1回につきプロタミン硫酸塩として50mgを超えない量を、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液100~200mLに希釈し、10分間以上をかけて徐々に静脈内に注入する。)
前腕筋膜を前腕全長に渡り切開
念のためBRDも開放
創を遠位に延長し手根管も開放
血腫中央で橈骨動静脈同定、伴走する静脈から出血あり結紮止血
橈骨動脈に孔あり、拍動性の出血。
顕微鏡下に8-0ナイロンでZ縫合し止血
洗浄し手根管の直上と近医側一部を閉創
残りがShoe race suture
後療法:
クーリング、挙上禁止
リハビリ
IC:
筋肉が腫れて手指の痛みや痺れが生じる病態
筋肉は筋膜という袋に包まれていて中身が外傷や出血や熱傷、それによる炎症反応で腫れると圧が上がり血流が途絶えたり神経や筋肉が壊死する
筋膜切開で対処する
創部は解放としているが腫れが引いたら局所麻酔下で閉創する