タイミングの良すぎる日

今日は風が強いです。
枯れ葉が強風によってあちらこちら飛んでましたが見てると何か生き物か精霊でも遊んでいそうな雰囲気ですね。

強風で枯れ葉が飛ばされ渦を巻いている

まるで枯れ葉が生き物の様にみえる

見てると不思議で面白いですがとりあえず用事もあったので程々に見て帰りました。

話を戻して先日あった話です。
仕事でお風呂場の掃除をしていたのですが、前の晩に使っていないお風呂も空気の入れ替えと消毒のため点検に入ります。
お風呂場の蛇口を一度押してみてきちんと水が止まるか見るのも仕事のうち。
蛇口もシャワーもボタンがあり、押すと一定時間水が出て後は自動的に止まるやつです。
蛇口の水がきちんと止まるか見て回り、最後の一つを点検し次の仕事へ…
と思ったのですが他の点検をしていると大抵は止まっているはず、が、この日は随分とシャワーの方が出ている時間が長い。たまにそんなことがありボタンを何度か押すと止まってくれる。
今日もそれかなと何度も押したが…
一向に止まらず。
そのうち止まるだろうと思っていたが3分以上経っても止まらない。
これがこんな風に、

シャワーからお金やら金やらお札が出てきたらもうすげーーーだわ

仕事なんか忘れて出てくるお金をいいだけポケットとかに詰めていくことだろう。
が、しかし現実は違う、こうだ。

そう、シャワーだけが止まらないのだ

このままではシャワーから金が出てウハウハ！ではなく、水道代が馬鹿みたいに嵩んで給料が貰えなくなっても困るので速攻で責任者を探し報告することにした。

階段を駆け下りエレベーター前を通過しようとした時、責任者が丁度エレベーター内から出てこようとしていた。取締役と一緒だった。何かトラブルがあったらしい。
責任者を見て私は『あ、丁度良かった！共同浴場のシャワーの水が止まらないんです！』そう告げると責任者はどんな難事件でも解決する探偵で一難去ってまた一難的な表情をし『なんですと！？』と返事をした。

即責任者が問題のシャワーを見に来てくれた。相変わらず止まらず水の流れる音がする。
責任者の手により一度は止まったものの中の部品が寿命なのか業者じゃないと直せないらしい。とりあえず応急処置で水を止めたままにしその蛇口は使用禁止にした。

それから取締役に用事があって探していたらたまたま玄関で会ったりと、この日は何かタイミングの良い日。
よく分からないけど人生で何故かタイミングの良すぎると思える出来事は何度かあった。これは何なのだろうか？