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『自堕落静養日記。十二月八日』
「脱衣所がさむい、脱衣所がさむい」と毎年、毎年、母が言うので、十一月の初旬くらいから脱衣所にヒーターを置いている。小さいセラミックヒーターにも関わらず凄く暖かくなった。温度は二段階調整ができて、余計なギミックもなくお年寄りでも直感的に操作ができる。倒れたら止まる仕組みもありがたい。抗がん剤治療中の関係で、この一年くらいは、最後に風呂に入るのが私なので火事の心配もない。私は性格上、こういった止め忘れをしない。神経質で窮屈な人間なのだ。
意外に性能がいいので、六畳間の私の部屋用にもう一台購入をした。石油ファンヒーターを5分だけ点けて、ある程度部屋が暖かくなったら、セラミックヒーターに切り替えている。いまのところこれで充分だ。温度調整のツマミも弱(600W)のままだ。
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しかし、母は「風呂がさむい、風呂がさむい」と、毎年、毎年言うので、今度は浴室内をなんとかしなければならない。とりあえず、窓に花柄のビニールのテーブルクロスを二重にしてぶら下げようと思う。効果があればいいのだが。いま、日本中がヒートショック対策にてんやわんやしている事だろう。有名人の影響は大きい。コロナのときも、そうだった。この機会を無駄にしてはいけないだろう。
2017年から使ってきた加湿空気清浄機も買い換えた。今度は加湿機能のない小型で圧迫感のないものを選んだ。スマホとアレクサで操作できる。はずなのだが、アレクサの操作がうまくいかない。空気清浄機の名前を『きんとうん』にしたり『かぜのまたさぶろう』にしたり色々試している。架空の名前のほうがいいのだろうか。よくわからない。スマホでは操作できている。
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説明書を読んでないからだろうか。読まなくても私ならできる。そう思っているのだ。私は説明書に負けない。
追記。解った、echopopだから操作できないようだ。他のechoスピーカーも家にあるのだけれどechopopの小さいところが気に入ってしまって、一階と二階に一台ずつ置いている。まあ、スマホで操作できればいいか。
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