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『チャンピオンカー』
オンラインカジノが話題だ。
一部報道によれば、かのチャンピオンは「グレーだと思っていた」という。本当だろうか?「シロだと思っていた」「グレーだと思っていた」「クロだと思っていた」、さあ、どれがいちばん罪が軽くなるのだろうか。
「シロだと思っていた」、のほうが情状酌量の余地がありそうなのだが、なぜチャンピオンはグレーを選んだのだろう。解せない。もう逃げきれないと悟ったうえでの「グレー」、なのか。籠城する間もなくすでに包囲されて諦めているのか。だとすると、泥まみれになった芸人が芋ずる式に掘り当てられそうだ。香ばしくて匂うではないか。まるで、チャンピオンカーがグレーのケムリを吐いているようでもある。
私の認識では、直換金はクロ。一手間かましての換金は限りなくクロに近いグレー。景品と交換はシロ。鉄コン筋クリートはクロとシロ。南極で生き残っていたのはタロとジロ。忠犬はハチ。一平はクロ。翔平はシロ。志村けんは賭博でクロ。加藤茶の嫁はシロ。ドンファンの嫁はグレー。
一つまみの塩がまたたく間に海をうむような不可思議は、一粒の塩からでも断罪される。
東京五輪の例からいって、大阪万博が無事なはずがなかった。所属会社が『公』に近づきすぎた。反対派は手ぐすねを引いて待っていたのだ。小山田圭吾、小林賢太郎、竹中直人を知らないのか?
『公』に近づいたら痛い目にあうのだ。報道は目を皿のようにして粗をさがす。今の報道を一芸能企業がグリップできるはずがない。せめて大阪万博が終わるまでは身ぎれいでいなければ。
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