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アジア系男子が英語圏で白人男性に負けない為には格闘技やるのが最適な理由


だから、アジア系男子が英語圏に行くなら格闘技をやるべきなんだって!


私自身はアジア系男子が英語圏で白人男性に負けない為には格闘技を始め流べきだ!という説をずっとずっといい続けています。
最近、このようなツイートが話題になっってました。

このツイートからの展開で、このようなnoteも発表されていました。面白いのでぜひお読みください。

この感覚、同意部分がすごくあります。なぜなら私自身が子供に格闘技を続けてもらっているから。
ただ、ヨッピーさんのお子さんはまだ幼少。そして日本。私自身は子供は17歳。半分は海外暮らし。そして今年の夏からトロントで大学生。なのでここで私は結論からの振り返りという手法で「アジア系男子は格闘技やってた方が絶対にいい」論を語ってみたいと思います。


1:全く、白人男性マッチョリズムってのは

最近このバトルが話題ですね。

イーロン・マスクとマーク・ザッカーバーグがマジでケージファイトをやるらしいです。

なんか視聴にお金募ってやるっぽいですよ。なんかもうここまで来たらお金持ちのコロッセオごっこですね。どうぞ行くところまで行ってほしい。



あ、リングサイドにはマイク・タイソンパイセンのご招待をお忘れなく。

「ソーシャルメディアのせいで、お前らはみんな、赤の他人を馬鹿にしても、顔面を殴られない環境に慣れすぎている」


ところで、ケージファイトってなによって点から戻るとcage fightingとは金網格闘技。いわゆる八角形のリングで殴り合う格闘技の総称だそうです。

ちなみに、このような男子の殴り合いってのはあるあるで、少し前にブラジルでは政治家二人が殴り合いで決着をつけたことがあったそうで。(息子に教えてもらいました)


ほんまにアホちゃうかって思うけど、そう、これが男子なんですよ。脳内ではチャゲ&飛鳥ですよ。
今から一緒に これから一緒に 殴りに行こうか〜。

そう、男子、特に白人男性のマッチョリズムは「一緒に殴ることでお互いの男性性を認め合う」的な部分がある様にみえます。ほんま、男子ってやつは。

そういえば、そういう映画もありましたね。


では白人男性的マッチョリズムに巻き込まれてそうになった時、アジア系男子はどう生き抜けばいいのか。まずは「強くなれ」なんですが、そこで私がサッカーでもなく野球でもなく格闘技を薦めるのは下記の理由からです。


2:なぜ私はアジア系男子が英語圏で白人にカモられたくないのなら格闘技をやれと薦めるのか

私は東南アジアで約9年子育てをしてきました。その間シンガポールでは豪系インター、マレーシアでは英系インターで比較的に白人が多い環境でした。正直アジア人がどう思われるか、ものすごく警戒していたのですがその際に役立ったのがトライアスロンと格闘技でした。
トライアスロンに関してはここにまとめてあります。

追記:
とにかく白人は筋肉が好きなんですね。なぜ筋肉が好きなのか、それはこちらのnoteにとてもわかりやすくまとめて頂いています。
こちらの松井さんのnoteにはまさに完全同意です。



今回はマレーシアで始めた格闘技がなぜ続けやすかったのかをまとめてみたいと思います。

A:格闘技は個人競技なので自分のペースで始めやすい
自分のペースとは色々な側面があります。その子の体力、金銭的環境、通える環境は様々です。だから個人競技だと一旦止めたりとかペースを落としたりとかやりやすい(これがチーム競技だとそうは行かない)。うちの場合は徒歩圏内にジムがあったので始めました。マレーシアでは厳しいロックダウンなどありましたが、格闘技だと自分のペースで続けられるので中断においての気持ちの焦りなどは無かった様です。


B:格闘技は体格デザインがやりやすい
格闘技はしっかりやるとまず姿勢が良くなります。そして見える場所に筋肉がついてきます。見える場所に筋肉があると周囲の態度が変わります。見える筋肉は白人マッチョリズムの世界では鎧です。筋肉しか勝たん。


C:格闘技をやってるという事実が予防線になる
「あいつ格闘技やってるってよ」ということが知られると英語圏の世界では目をつけられる確率が明らかに減ります。これは実体験から来ています。理由は簡単です。いじめたい奴は自分より弱い方に行くから。自分より強いやつにわざわざ挑みに行きません。特にアジア人+格闘技はブルース・リーのおかげかもしれませんが非アジア人には「なんか強そう、なにやるかわからない、恐ろしい」と思ってもらえる部分もある様です。

Don't think! Feeeel!



D:格闘技はやってることが大事、順位はそれほど重要視されない
格闘技はある程度体ができないと試合形式を行いません。試合がないってことは基本「勝ち負け」がありません。つまり順位がつきにくい。順位がないので「あいつは何位だった」的なことを言われることも少ないです。
順位がつかないので習う環境では基礎体力向上や礼儀作法や姿勢を見てくれたり別の点を重視してくれます。


このように挙げてみるとなんかいいことばっかり!って思いませんか?でも、でも、ティーンになったら試合とかもある場合もだろうし、負けたらカモられるし、勝ったら目をつけられるのでは。。って思いません?


もちろん、対策は、あります。それは、大谷さん

大谷さん、ほんまに可愛い。ではなぜ大谷さんは白人マッチョリズムの世界の極み、MLBでここまで愛されてるのか。


3:アジア人が白人マッチョリズムの世界でカモられない為に筋肉以外に必要なもの

白人マッチョリズムの中では勝ち負けはとても重要な情報なります。誰でも拳で殴り合ったら親友!になるか、それはそうではない。アジア人は白人マッチョリズムの世界で格下と見られがち。では、殴り合ったら親友になるにはどうしたらいいのか。


私はそのヒントはMLBの大谷さんにあると思うのです。

自分のnoteなのでがっつり引用しちゃいます。

体育会系の上下関係っ実はとてもシンプルなんですよね。年齢が上っていう明確なルールがある。だからそのルールに従えばいいんです。でも、年功序列を引っ剥がすとそこには実力だけの世界。じゃなくて、そこに人間力が加わるんです。これが厄介でその人間力とはその人の生存者的、文化的背景や見た目とかいろいろなものが要素として「加わってしまう」。この加わってしまう感は根底にある心情があからさまになってしまう可能性があります。
そのような混沌とした状況下で「認めてやっか」と思わせる要素。これがどのくらいその人にあるかがものすごく重要になってくるわけです。その認めてやっかと思わせるスイッチがアジア人の場合は「可愛らしさ」だと思うのですよ。

ちなみになぜ可愛らしさなのか。それは「カワイイ」という感情を持ってもらえると相手は根底に「自分が傷つく可能性が少ない」と思ってもらえるから。結果的に立場を追われることになっても「カワイイ」という感情を持てれば、自分を傷つけない。マッチョリズムが強いコミュニティにおいて負けるということは傷つくこと。でもそこに「あいつ可愛いしなあ」という気持ちあれば、あくまで自分の優位性は保てる。だってあいつはカワイイ(自分のほうが強い)から。自分が全面敗北にならない。だから受け入れられる。
大谷さんが究極のマッチョリズム、MLBの世界で実力があるのはもちろんだけど、そこにプラスして受け入れられるのは「カワイイから」、カワイイから自分が負けてもカワイイからね。って自分のマッチョリズムを守れるからじゃないかと思うのです。

つまり、コミュニティにおいてマイノリティが存在を示す際にカワイイって実はものすごく大事だと思うのです。

大谷さんって実力ありまくりだけど、とても礼儀正しくてストイックじゃないですか。そして何より可愛いじゃないですか。私はこの可愛さはアジア人が白人マッチョリズムの中で生き抜く為にすごく重要だと感じるのですよ。多くのMLB選手がここまで大谷さんを受け入れているのはもちろん実力も素晴らしいのですが「可愛いから」どんなに打ち込まれても、押さえ込まれてもなんか許してしまうっていう部分があると思うのです。


なのでこれからアジア人男性が世界で戦うには「大谷さんのような礼儀を踏まえた可愛げを持ちながら鍛え上げた肉体で闘志むき出しのスポーツを楽しむ」が一番効果的だと思うのです。


最終的には別のスポーツでもなんでもいいのですが、この「礼儀を踏まえた可愛げを持ちながら鍛え上げた肉体」を作るには幼少期の格闘技を始めるが総合的に一番継続しやすいと経験上断言できます。なので、私は「アジア系男子が白人マッチョリズムの中で生き抜きたい」のなら親は格闘技やっちゃ追うぜ。と全力でお薦めしたいと思います。(女子は育てたことがないのでわからないですごめんなさい)