LCCを満喫する3つの方則
私のクアラルンプール生活も2年目に突入。東南アジア暦も5年目に突入しました。子供がトライアスロンをやっている、私自身がアジアのアートを紹介する仕事をしている関係で平均3か月に4回くらいLCC(格安航空会社)に12歳の子供連れで乗っています。
LCCとはローコストキャリア(Low-cost carrier, LCC)の略語です。東南アジアではエアアジアというマレーシアの格安航空会社が大きなシェアを持っています。機内持ち込み手荷物は基本7キロまで。預け入れなどを行う際は追加料金が必要です。この手続きは事前に行う場合と、乗る直前に空港で行う場合だと値段が明らかに違うので必ず事前に空港で済ませておきましょう。
LCCは従来の航空会社より安価で近距離で数多くのフライトがあるのでとても乗りやすい飛行機と言われています。しかし、彼らには彼らの流儀があります。懐に飛び込まないと、予想外のトラップにあたふたしてしまいます。
今回はLCCのトラップに惑わされずフライトを満喫する方法をご紹介します。
1:後悔スレスレまで早目行動を
東南アジアの空港は日本の空港以上にトラブルに対応してくれません。最低でも3時間前には空港に着いておきましょう。そんなに早く着いたら暇すぎて後悔するって?ご安心ください。急なゲート変更、突然のディレイ。LCCに乗りまくる私でも毎回驚くようなトラップが続きます。以前、私は掲示板の表示のミスで何度も複数のスタッフに確認したのに搭乗時に「マダム、この飛行機ではありませんよ」と言われたことがあります。シドニーに行くはずが危うくオークランドに行ってしまうところでした。早く着きすぎちゃったかな。。と後悔するくらいが丁度いいです。
そして、早目についたらゲート前でのんびりしたい。しかし、急なゲート変更に備える必要があります。そのために小さな魔法瓶を空の状態で持ち込みましょう。チェックインできてとりあえず何か飲む際、その魔法瓶に飲み物を入れましょう。この体制なら急なゲート変更があっても飲み物片手に
走ることができます。(チェックイン前には必ず空で。荷物検査時に自己申告するとスムーズです)
LCCでは全ては自己責任。対応に焦らないためにはとにかく早目!早目行動が大切です。
2:通路側こそ最上席
2時間以上のフライトの場合は追加料金を払っても座席指定をオススメします。
足を伸ばせる占有面積が一番広いのは通路側です。もともと通路が狭いので窓際だと非常に窮屈です。そしてこれはLCCに限らずですが飛行機での座席では隣の人が選べません!とても大きな人も、そうでない人も、基本一人一座席です。デブ来ないでリクエストとか、出来ません。急にトイレに行きたい、立ってストレッチしたいなど自分の体の欲望に柔軟に答えて上げるために2時間以上の場合は追加料金を払ってでも通路側の席の確保をしましょう。
3:騙されたと思っていいからヘッドフォン
私は音楽を聴くタイプじゃないから、そんなに若くないからと行って敬遠していませんか?ノイズキャンセリング機能のあるヘッドフォンは飛行機旅の必須アイテムです。機内の気圧の変化への対応はもちろん偶然位居合わせてしまった泣き続ける子供にも笑顔で対応することができる魔法のアイテムです。別に高価なものでなくてもいいのですが「ノイズキャンセリング」だけは必須。あと、イヤホンではなくヘッドフォンの方がイヤマフ効果も期待できるので明らかに機内では居心地がいいです。そして必ず有線を選んでください。Bluethooth(ワイヤレス)仕様のヘッドフォンだとCAによっては離陸時に外せと言われる可能性があります。
せっかくだからファッショナブルなものを選ぶのも素敵。折りたたみできるものも多いのでぜひ色々探してみてください。
音楽聴くの久しぶりという方は、この機会に「旅に聞くプレイリスト」を作ってみるのはいかがでしょうか?ちなみに私のプレイリストの最初の曲はこの曲です。
まとめ
短い時間だから、安い価格だからといってno準備で我慢をせずに登場するとせっかくの空の旅が苦行になってしまいます。できる範囲で負担のない工夫をして快適な空の旅を過ごしましょう。