あらゆる物質のもと
私たち人間は
純粋な意識のおおもとである「プルシャ」と
物質のもとである「プラクリティ」が
結びついてできていると
前回 お伝えしました
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私たち人間のひとりひとりに
姿や形 性格の違いがあるのは
生まれ持ったエネルギーの性質
プラクリティに違いがあるからです
エネルギーが細分化されていると
目に見えないし
凝縮されると
目に見える物質になる
それが五元素と呼ばれているもの
五元素の成り立ち
宇宙はビックバンという
大爆発から始まった
それにより「空」が生まれ
爆発による衝撃は波動となって「風」を生み
風による摩擦が熱である「火」を生み
そこへ重力がかかって「水」が生まれ
闇が加わって「地」が生まれた
では 人間の心身に置き換えると
どのような性質を持っているのでしょうか
１．地
地は土台を築く働きを持ち
穏やかで安定していて
変化がしにくいという性質を持っています
地の性質がバランスされていると
骨格や筋肉が頑丈で
精神も安定していますが
アンバランスになると
動きが鈍くなり 頑固さがあらわれてきます
２．水
水は変化の力があり 流れる性質を持ち
体内を流れる体液は
水の影響を受けています
水の性質がバランスされていると
順応性がありますが
アンバランスになると
依存心が強くなります
３．火
火は変換の力を持ち 固体→液体→気体へと
変える性質を持っています
火の性質がバランスされていると
分泌や消化の働きがよく
何事にも積極的になりますが
アンバランスになると
分泌や消化が滞り
イライラしやすくなります
４．風
動きを生み出す力があり
呼吸の流れ 血液の循環 臓器など
動かす性質を持っています
風がバランスされていると
行動力が増し 好奇心も豊かになりますが
アンバランスになると
不安定になり 物事に集中できなくなります
５．空
臓器の空間など スペースを象徴しています
空がバランスされていると
様々なものを受け入れられる
ゆとりのある状態になりますが
アンバランスになると
余裕がなくなります
この５つのバランスによって
私たちの身体の性質は３つに分けられます
次回へ続く(^^ゞ
seimyo