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呼吸方法を意識して、毎日を健康に過ごす方法

「外は暑く、中はクーラーが効いていて
なんとなく、カラダがクタクタでだるいよ〜」

という方が増えていないでしょうか?

もちろんご病気や体調不良の方もいらっしゃると思います。

カラダの働きや代謝、体温調整、脈拍など
循環器、消化器、呼吸器のコントロールをするのは、
自律神経という神経が深く関わっています。

自律神経は、
昼は、カラダを活発に動かす「交感神経」を優位に働かせ、夜は、リラックスするときに働く「副交換神経」を優位にさせています。

この神経の作用によって、心やカラダの調子が変化します。

自律神経の乱れは、不規則な生活やストレス、気温の変化などから引き起こされると言われています。

ということは、
「自律神経を乱さないためにはどうするの?」と言われると

ストレスを溜め込まない、規則正しい生活をするということはもちろんですが

自身では、腹式呼吸によってのみ調整できるといわれています。

この腹式呼吸は、病院などで
術後の患者さんや肺の病気の方に、息切れや呼吸苦の改善をはかるリハビリとして採用されています(目的は異なります)

前置きが長くなりましたが、

今日は、呼吸の仕方を通して
みなさまの健康向上に役立てればうれしい😊
ということを目的に書いていきたいと思います。

呼吸

呼吸には、胸式呼吸腹式呼吸の2種類があります。

実際の呼吸では、腹式、胸式どちら一方を使っているわけでもなく、併用して呼吸しています。

ちなみに、安静時無意識の状態では、腹式7割、胸式3割程度の割合で呼吸しています。

どちらの呼吸が、いいとか、わるいとかではなく
それぞれ目的別に呼吸法を使い分けられると
日々が過ごしやすくなります。

腹式呼吸

◎腹式呼吸のメリット
・腹式呼吸を意識することで自律神経を調節しリラックスすることができる
呼吸苦・息切れを軽減しやすくなる
・姿勢がよくなる
・便通が改善しやすい
・声量が増える
・代謝が向上する

お腹をふくらませる呼吸をしたほうが、酸素の消費量が減って、血液中の酸素濃度が上がり、息切れが少なくなりやすい。

浅くて速い呼吸をしている人にオススメ。


◎腹式呼吸の方法とコツ

①軽く膝を曲げてたて
 手を胸とお腹におく



②お腹をふくらませながら鼻から息を吸い込む
*手で、お腹のふくらむ感じをつかむ

③お腹をへこませながら口をすぼめてゆっくり息を吐く
*息は吸うときの2倍の時間をかけて吐き出す


◎頻度:1日5回から始め、なれたら10〜20回くらい。

何よりも大切なのは、その日の体調にあわせて、
無理なくすることです。


胸式呼吸

◎胸式呼吸のメリット
・交感神経を活発にさせせ、運動のパフォーマンスを上げる。
・適度な緊張感を体に与えることができる。
・肺活量をアップする
・胃腸の働きを整える
・お腹の引き締めに役立つ

◎腹式呼吸の方法とコツ

胸郭に両手を置いて
胸をふくらませるように鼻から吸って、鼻から吐き出します
肋骨を前後・左右に広げて空気をたっぷり取り込みます。

現代人の特徴

デスクワークをしていると、
背中が丸まって前傾姿勢のままカラダが固まり、胸の筋肉がキュウーっと萎縮しやすい状態になります。

すると、肺に十分な空気を取り込めず、浅い呼吸を繰り返すことになります。

呼吸が浅くなる横隔膜が凝り固まったままで、
内臓が正しく引き上げられなくなり、肋骨と骨盤の距離が縮まり、
ポッコリお腹になりやすいという状態になりやすいです。

デスクワークが多かったり、スマホを見ている時間が長い人など
上記に当てはまる方は腹式呼吸を日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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